おっといけない…今日は3月2日でした。
東日本大震災による津波で、太平洋沿岸の街という街が被害に会い全滅した。
福島第一原子力発電所が位置する所、その場所は元々断崖絶壁の10~15メートルもの
切り立った海辺だった筈だが、一部の役員の猛反対を押し切って、間違った建設基準により
後の経費削減のためにそれを安易に削りとって高低差を無くした為、
あっけなく津波は乗り越え、施設は破壊された。
一方、女川原子力発電所、当時の役員は、猛反対を押し切って安全のため
断崖絶壁の上に建設した。
結果、津波の被害に合わずに済んだ。その後残念にもその役員は解雇されたそうだ。
皮肉にも歴史がそれを証明した。
福島第一原子力発電所はその後、素人の独断的判断と命令、混乱した職員のミスが重なり、
あの3回の水素爆発で建屋が吹っ飛び、炉の冷却が遮断され
プルトニュームがメルトダウンし、人間の手が及ばない所まで被害が拡大した
福島第一原子力発電所。
汚染地域は、政府の発表とは反対のほうに広がり二次被害となった。
この影響で、2年もの長きに渡り常磐道延伸工事はストップし、誰も通れぬ高速道路となった。
しかし、復興の目玉として閉ざされたこの常磐道延伸計画は動き出したのは一年半前だった。
汚染率を量るシーベルトが落ち着きを取り戻した今年(H27)3.1常磐自動車道は全線開通したのだ。
私たちいわき人は、待ちに待った全線開通であろう!
しかし喜んでばかりはいられないだろう。
単なる通過点にいわきは成る可能性がある。
魅力あるいわきをどんどん発信して全国民を振り向かせる秘策を練ろう!
茲はチャンスだ。しかし何があるだろう?
一部の汚染された魚、野菜とまだ不安は拭い切れてはいない。
もちろん観光も。
いわきは、全くの平常だ。何の汚染もない。
自然界に存在するの放射能となんら変わらない、
とても澄んだ街だ。
東北の湘南とも云われ、温暖な地区で
雪もない穏やかな所だ。
たまに雪が降るが積もらない。
現に道路の端々に、「雪のノーマルタイヤは違反です」の注意書きが有るくらいだ。