JJ のドライブおぼえがき

思いたったが、走りのはじめ。気の向くままのドライブが好き。

天空の花回廊、芝桜の丘

2008-06-01 09:16:42 | Weblog
  
朝から小雨模様、ネットの天気予報で昼前後は曇となっていたので
茶臼山の芝桜見物に出かけることにした。

芝桜を見物して近くの温泉に入ってこようと、
少々天候が気になりながら出発。

名倉から、今年4月に無料化なった、
茶臼山高原道路を走る。

霧か、雲か、小雨けむる道路を、茶臼山、萩太郎山をめざす。

リフト乗り場の駐車場には、ほぼいっぱいの車。

この天候なら今までなら閑古鳥が鳴いているはずなのに、
リフトの椅子を雑巾で拭いてもらって、すわる。
あきリフトが3つはない。
リフトで萩太郎山のほぼ頂上までゆける。
ほとんど歩くことなく頂上まで行ける山だ。




頂上は、標高1358mで晴れれば荒川岳、赤石岳の南アルプスを望め、
下は、浜松、名古屋が一望できるはずだ。

茶臼山標高1415mは、リフト乗り場の向こう側にある。

リフトの終点に近づくと、左手に芝桜が広がっている。



名づけて、「天空の花回廊、芝桜の丘」。
今年は5年計画の1年目で10万本の芝桜だそうだ。



5年で40万本にする。そうなるとみごとだろうな。

運良く、芝桜を見物している間は傘を必要としない程度の
小雨になった。

レストランのそばの池(矢筈池)のほとりにニッコウキスゲが
咲いているのを見つけた。

食事は温泉の近くですることにして、
コマドリの湯を目指して山を下る。

コマドリの湯近くの「うるぎふるさと館」により
食事をしたいというと、車で2、3分のところに
「おおにし」という民家で食事のできるところがあると
教えてもらう。直行。

暖簾を分けて訪えば、ご主人がにこやかに迎えてくれる。
今日は寒いからと机にしつらえた囲炉裏というか、火鉢というか
中央に炭を熾してくれた。心地よい暖かさだ。

お勧めを訊ねると、即座にランチ700円なりといわれる。
「山菜をいただけると聞いた」というと、今は時期が悪いが
時期にはランチで山菜を食べさせるとのこと。文句無く注文した。






食事ができるのを待っていると、奥さんが4人の小学生をつれて帰宅。
元気な男の子達だ。東京の子供達で今晩130人ほどが、
この地区の民家に分宿して農作業や、田舎暮らしを体験するのだそうだ。
南信州は、子供達の受け入れに力を入れており、
おおにしさんも大阪や東京の学生や児童を年に何度か
受け入れるとのことだ。

おおにしさんご夫婦は名古屋からIターンでこの地に
移り住んだのだそうで、何年か前には覚王山日泰寺の
近くに住んでいたと聞き、意外な縁に驚く。



ランチはボリュームも満足、美味しく頂いた。

食事後は温泉に入りたい、どこがいいだろうと
奥さんに訊ねると。
湯は自然休養村ささゆり荘がいいとのこと。

車で1分も走れば、ささゆり荘だ。
入浴は一人500円、宿泊客は何組か到着しているようだが
入浴は夕食前後になるのだろう、湯には誰も入っていない。
まるで、貸切風呂だ。湯は粘り気のある、まさに温泉で、
パンフレットによれば、泉質は
ナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉である。

帰りは雨に降られたが、車の中は問題ない。
幸運なドライブとなった。天に感謝。

おおにしさんの奥さんにメモをもらった。

12月~3月まで冬眠

売木村「おおにし」

0260-28-2167
火曜・水曜 定休

いつかまた寄りたいお店である。