女房殿の故郷を訪ね

今日は朝早ようから支度して

湯来まで弁当を持って

ニンニクの植え付けをしに行った。

携帯コンロや折り畳み式のテーブルや

イスも積んでピクニック気分じゃ。

食後のコーヒーも沸かせる支度をし、

おやつも持って行く。

こうする事でしんどい農作業も楽しいのよ。

畑での作業も、すぐ腰が痛うなるんで

小さな折り畳みイスに座って行う。

女房殿も手伝うてくれたんで、

夕方早めに終わることが出来た。

途中で義弟もやってきた。

彼は10日も前にニンニクを植えたんで、

もう芽が出とった。

義弟も廿日市に出とるし、

女房殿の両親も他界して、

誰も居らん女房殿の実家じゃが、

農作業に行ったついでに

庭木の手入れしたり、

窓を開けて風を通す事で

廃屋になるのを防ぐ。

庭先で弁当とインスタントラーメン

をつつきながら、

女房殿の子供時代の思い出話を、

向かいの高い山の景色や、

道沿いに広がる古い家並みの

景色が演出してくれる。

女房殿にとって懐かしい山や川、

田んぼの風景は殆ど変わってないそうじゃ