旧ソ連製カメラです。1960年代の製造のものと思われます。
レンズ交換式のレンジファインダーカメラです。35mmフィルムで今でもポジフィルムなら現役で行けますよ。
とてもシンプル機械だけって感じです。CPとかいうものにはまったく縁がありません(笑
クラウン部分には巻き上げダイヤル(フィルムカウンター付)。シャッターレリーズ(レリーズロック付)。シャッタースピードダイヤル(シャッタースピードは1/500、1/250、1/100、1/50、1/25とBです)。フラッシュの取り付けレール。巻き戻しダイヤルだけです。まあ、これだけあれば写真は撮れます。残念ながら1/25のシャッターだけが壊れていて後幕が戻りきらないので使えません。わたしが手に入れたときにはすでに壊れていたよううです。シャッターダイヤルの1/25のところにマジックインキで赤く塗ってあるのは使えないっていう意味だったんですよ。
背面はファインダーのみ。
フィルム室の蓋は底板ごとはずれるタイプです。底板に二か所のロックピンがついています。
シャッターは横走りのフォーカルプレーンです。シャッター音は「くしゃ」って感じです。一眼レフではないのでミラーがありませんから巻上げ音だけしかしません。
レンズマウントはスクリュー式のL39です。このマウントレンズはいろいろあるのでけっこう楽しめますよ。Canon7のレンズとかも使うことがあります。
レンズはN-60 52mm1:2.8です。標準はインダスターがついてるいるようです。沈胴式のやつつけるとなかなかかっこいいですよ。
このレンズは傷はありますが、綺麗なほうです。さすがにリバーサルフィルムでの撮影には耐えられないと思いますが、ポジフィルムならカラーでも大丈夫です。絞もきちんと動いています。手作りの感じですが、けっこう丁寧に作られていますね。