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気持ちのこころ書き綴ります

時間があれば書きますか。
SINCE 2013 11 April
terryの蟲 1994

モルヒネ 安達千夏

2014-02-25 12:26:44 | 雑読本
安達千夏(あだちちか)の小説初めて読みました。
すばる文学賞を「あなたがほしいje te eux」で受賞してるんですね。
いつはじまっていつ終わったのかよくわからなく話です。
モルヒネというちょっといかがわしい感じすらする題ですが、内容はそれに沿っているというよりツールとしての登場でした。
恋愛小説なのかな?なんか違う気もするし、濁り水の中に落とされようなスッキリしないまま読み進めた感じで、
えっ?ここで終わる?
と言う感じすら受けました。
これは読み手選ぶ感じするなー。
読んで見ていい度
60/100
かな。
ただ、私は他の作品も読んでみたくなりましたよ。
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cc: カーボンコピー

2014-02-02 19:40:48 | 雑読本
幸田真音の小説です。
経済小説 特に金融系の話が多いです。
これは、広告代理店側からの話です。
生保会社の保険金未払事件を扱っていますが、未払そのものではなくて、発覚後の対処について。。。
いつものとおり男女のどろどろも出てきますが。
なんか、スッキリしないとというか本筋がなんなのか。。。。。
読んでいて面白のと内容の明確化は別ですからね。
なさそうで無い話だと思っても面白い。。。SFではありませんけど
75/100
ぐらいかな。
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海辺のカフカ 村上春樹

2013-11-21 20:19:43 | 雑読本

なんか今更って感じですけど

これこそ村上春樹ワールドって感じがします。

SFなんですが・・・というより村上春樹です。

なんかエッチで・・・そんなことあり得ないと思いながら「あるかもしれない」という・・・なんか色々問題点はあるのですが・・・なんかなにも解決されてないのにされたような・・・夢?かと思う・・・でも引き込まれて読んでしまう村上春樹。

ナカタさんが悲しかったですよ・・・・

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人生ニャンとかなる!

2013-11-15 18:58:20 | 雑読本
この本の新聞広告に小僧がはまって、ツボ笑していたのでAmazonで買いました。
猫の写真に格言じゃないけどことばつけて。、。
ページ毎にミシン目がついて切り取れるんですよ。
楽しい本です。
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マースの山 高村薫

2013-10-20 12:38:58 | 雑読本

警察小説の金字塔って帯にあります。

たしかに、読み応えがあります。舞台が都内と南アルプスということで親しみあったりして・・・まあ、個人的にですが・・・

なんともいえない感じでばらばらの糸が辿られていくと・・・まあ、つながっていくんだとは思っていましたし、途中からは犯人とかわかってきて・・・それがどうつながっていくのかということを考えて読み進めさせるというところが書き手の勝って感じです。

面白いです。高村薫の小説はまだ数作しか読んだことがありませんが、これは面白かったです。

本格的に山やる人にはどう映るのかわかれませんけど、山の素人のわたしにはなかなか新鮮でした。

精神疾患がどうして犯罪につながるのかというところがよくわかりません。後味は決してよくはないです。

割り切って読めばいいですが、現実に対比すると嫌な感じがしますね。

読むというよりも読まされる感じがしました。

でも、面白いです。

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チヨ子 宮部みゆき

2013-09-19 19:05:53 | 雑読本

ちょっとメルヘンチックなホラーのようなSFのような短編が5つはいっています。

お得感がある文庫です。(笑

とても日常的であるところに非日常が入り込んでくるという話ですが、5編に共通するのは

「ちょっとメルヘンチックでホラーなSF」ですかね・・・・

なんか自分でも体験してしまいそうな感じすらあるところが宮部みゆきたるところかもしれません。

面白いです。

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舶来屋 幸田真音

2013-08-28 23:33:42 | 雑読本
茂登山長市郎の伝記みたいものでした。
サンモトヤマの創業者でGUCCIを始めエルメス セリーヌ エトロ
数々のブランドを日本にもたらした方の話を本人にかたらせるような形で回顧録的に進めていく話です。
とても読みやすく。幸田真音もこういもの書くんだと素直に思いました。
現在に通じるものの考え方や捉え方があちこちに出てきます。
単純にこういう人が日本へ海外の一流品を紹介してきたいう話だけでも楽しめます。
時間つぶし以上求めても大丈夫だとおもいますよ。
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代行返上 幸田真音

2013-07-22 15:32:20 | 雑読本

経済小説っていうのですかね。金融関係の小説の幸田真音(こうだまいん)です。

なにかスーパーウーマンというか女性がキーになることが多いのが彼女の小説の特徴です。もうひとつの特徴はよく調べてあるというか・・・時代背景もそうなのですが、国内でも海外でも風景・情景の描写がすごいですね。自分がよく知っている海外の都市や街・・・小説の背景の年代の町・・・ほんとにあーーそうだったなーってつくづく思うところがありますから・・・

この小説は年金問題です。厚生年金で問題になった代行返上・・・一般的にはそんなに騒がれませんでしたが、企業の管理部門にいたひとならどうなんるかなーって危惧した経験があると思います。

それと、金融経済関係の話なのに分かりやすいとこもいいですね。楽しめますよ。

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赤い月 なかにし礼

2013-07-21 16:46:42 | 雑読本

これは読んだ人も多いでしょうね。

ひたすらに暗くてつらい・・・・満州でのお話ですが・・・いやというほど、これでもかって感じで沈滞してしまう気持ち・・・もやもやして、つらくなってしまう・・・読んでみたら?ってなかなか言えないですよ。

ただですねー・・・あまりにあっけなく終わってしまうところが・・・いいのかなー・・・・書くのめんどくさくなった?と思うぐらいに重たくて重たくて進んできたものが加速したように終わるところが・・・・

気持ちはほんとに暗くなります。

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晩鐘 乃南アサ

2013-07-19 18:33:31 | 雑読本

乃南アサの長編です。文庫でもかなり厚くて上下巻。

うーん。これはなんといったらよいのか・・・兄妹の物語というか・・・なかなかの問題作だというほどではありませんが、読み応えがあります。

いつものことですが、乃南アサの小説は読み始めがどうもいらってきます・・・でも、これはそうでもないほうかな・・・

よどみなく進んでいくのでいっきに読んでしまいますよ。ただ、後味はとても悪いです・・・・・・

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