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田記正規

田記正規

破鏡

2025-09-04 11:51:47 | 田記正規

破鏡(はきょう)」は、
一度別れた夫婦は元に戻らないことのたとえです。
鏡は二つに割れてしまえば元通りにするのが難しいことから来ています。

■ 使い道の例
夫婦の別離を強調するとき
 「二人の仲は完全に破鏡となり、修復の見込みはなかった。」

比喩的に『元に戻らない関係』を指すとき
 「長年の友人だったが、あの争い以来、破鏡のごとく交わることはなかった。」

文学的・雅な表現として
 「破鏡の悲しみを抱えつつ、それぞれの道を歩んだ。」

 

ことわざから小説を執筆
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白眼

2025-09-03 01:23:18 | 田記正規

白眼(はくがん)」は、
人を冷たく見たり、軽蔑・憎しみ・不満などの感情を込めて横目でにらみつけるように見ることを意味します。
対義には「青眼(せいがん/しょうがん)」があり、これは親しみや好意を込めたまなざしを指します。

■ 使い道の例
軽蔑・冷遇されるとき
 「彼は裏切り者として仲間から白眼をもって見られた。」

よそよそしい態度を表すとき
 「周囲の人々が彼女を白眼視するのも無理はなかった。」

比喩的に『世間から冷たく扱われる』意味で
 「そんな奇抜な行動をすれば、白眼をもって迎えられるだろう。」

ポイントは、「白眼=冷たい視線・軽蔑の眼差し」と覚えると使いやすいです。


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白玉楼

2025-09-02 09:42:16 | 田記正規

白玉楼(はくぎょくろう)」は、
美しい楼閣や華麗な建物をたとえていうことば です。

もとは中国の詩文に由来し、白玉で造られたような壮麗な楼閣という意味を持ちます。転じて、立派な建物や、華やかな宮殿・館を形容するのに使われます。

■ 使い道の例
壮麗な建物を褒めるとき
 「新しく完成した劇場は、まさに白玉楼のごとき輝きを放っていた。」

理想的で美しい世界を表すとき
 「その夢の国は、白玉楼に遊ぶような気持ちにさせてくれる。」

華麗さを強調したい詩的表現で
 「雪に覆われた城郭は白玉楼を思わせる光景だった。」

 


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白眉

2025-09-01 07:17:43 | 田記正規

白眉(はくび)」とは、
多くの中で特に優れているもの・人 を指すことわざ(故事成語)です。

由来は中国の三国志。蜀の馬良(ばりょう)は兄弟の中で最もすぐれており、眉に白い毛が混じっていたことから「馬氏の五常、白眉最も良し」と言われた故事に基づいています。

■ 使い道の例
優秀な作品や人材を褒めるとき
 「今年の新人賞の受賞作は、応募作の中でも白眉といえる出来栄えだった。」

多くの中で特に抜きん出ていると強調するとき
 「参加者の中で、彼のスピーチはまさに白眉だった。」

美術や文学などで最も優れた一点を評価するとき
 「この展示の白眉は、やはり中央に飾られているあの絵画だろう。」


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破天荒

2025-08-31 01:30:30 | 田記正規

破天荒(はてんこう)」とは、もともと中国の故事に由来する言葉で、
いまだ誰も成し遂げたことがないことを初めて行うこと を意味します。

ただし、日本ではしばしば誤用され、
「豪快で型破りな」「大胆不敵な」
という意味で使われることも多いです。

■ 正しい意味での使い道
初の快挙を称えるとき
 「彼の研究成果はまさに破天荒で、これまで不可能と思われていた課題を解決した。」

新しい道を切り開く人物に対して
 「この選手のプレーは破天荒で、今後の戦術に大きな影響を与えるだろう。」

■ 誤用(広まっている意味)での使い道
豪快で型破りな性格
 「彼女は破天荒な人で、いつも周囲を驚かせる。」

大胆な行動
 「そんな破天荒な計画、本当に実現できるのか?」

 


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