就活鶴丸ゼミ・社会人基礎力養成講座

大学生・大学院生のための就活指導
社会人基礎力養成講座

目的地のない人生という旅!

2008年12月31日 15時51分28秒 | 就活鶴丸ゼミ
ジョセフ キャンベルの「神話の力」で2008年雌伏の年を締めくくり、きたるべき2009年の雄飛へとつなげてまいりまつ。
                草津にいってきまつ。
           
       キャンベルの言葉の花束!
ドイツの哲学者ショーペン・ハウエルは60歳ぐらいのとき、ある素晴らしい論文でこういってます。
『ある程度歳をとり人生を振り返ってみると、そこにはひとつの秩序があるように見える。まるで誰かの手で構成されたかのようだ。
ただ偶然に起きたように見えた出来事も、実は次の展開のために重要な要素だったことがあとになって分かる。
この筋書きは一体誰が作ったのだろうか。
夢が自分では意識できない自分自身の何かによって作られるように、人生も全て自分の内なる意思によって作られるのだ。
偶然出会った人々が自分の人生の重要な要素になるとすれば、自分も他人の人生の重要な要素になるはずだ。
全ては一大シンフォニーのように響き合っている。
あらゆるものが他の全てのものに影響を与えているのだ。
我々の人生はどれも同じ一人の人が見る夢のようなものだ。
見えないひとつの意思から生まれている。
それゆえ我々の人生は他の人々の人生とつながりあい、全ては互いにつながりあっているのだ。』

素晴らしい思想です。
これはインドに起源をもつ思想で、“宝石の網”と言われるイメージです。宝石の網の中では全ての宝石が他の宝石を反射して輝きます。
あらゆるものは他のあらゆるものとの相互の関係で成り立っていて、全ては影響しあっています。
ですからなにがあっても誰も責めることができないのです。
そのひと本人の意思で起きたわけではありません。
誰一人として自分の意図したとおりの人生を生きる人はいないのです。

以前ある本でこんな一節を読んだことがあります。
旅をしていると目的地がどんどん遠のいていくように思える。
やがて人は気づくのです。真の目的は旅そのものだったのだと。
正にこれです。
これに気づく瞬間はこの上なく幸福な瞬間です。


聞き手・・・ 私はエデンの園は過去ではなく未来に存在すると思っています。

キャンベル・・・いま存在するんです。
ひとの目にはみえなくても、エデンの園はいま存在していまつ。

永遠とは未来にではなく、今ここに存在しているんでつ。
何もいいことのなかった2008年でしたが、これも宝石の網の思想の信者ゆえ、誰も責めず相互依存のグローバル社会を受け入れる鹿内でつ。
    
多くの方々にアクセスしていただき有難うございました。
       それでは皆様よい年をお迎えください。

2009年大予言!?

2008年12月27日 15時05分30秒 | 就活鶴丸ゼミ
2008年は当方にとって最悪な年でした。が、どうやら2009年こそが日本経済にとって100年に1度の最悪な状況になるようでつ。就活生のみなさんは覚悟が必要でしょう。

1、トヨタの2009年営業赤字が6000億~8000億円になるという恐怖!

トヨタは日本製品の象徴であり、その超優良企業が深刻な危機にさらされるのが2009年でつ。巷間言われている「金融からもの作りへシフト」という議論は完全なお門違いだったという現実にさらされるのが2009年だという穴リストの言葉が腑に落ちました。怖いでつ。
外需に依存しすぎた脆弱なビジネスモデルが破綻する始まりこそが2009年。そしてこれから3年で最悪なら400万人もの失業者が溢れる可能性があるといいまつ。それはトヨタ・本田・ソニーなどの製品をもう買えない。つまり「借金まみれで買いまくるアメリカ人のライフスタイルの破綻」の結果、日本経済危機的状況の兆候は徐々にしかも確実にしのびよってきていまつ。毎月出る経済指標が怖いでつ。にわかに理解しがたいでつが、海外に、付加価値の高い製品を輸出するという「ものづくりモデル」が破綻し、次のモデルを模索する苦しみが3年はかかるということでつ。みぞうゆうの総理の「日本経済全治3年」は希望的観測でちゃんちゃらおかしな主張でつ。トヨタを始め日産・本田等の大企業とその系列会社の円高不況と大幅な営業赤字。そしてその従業員の大失業時代。企業城下町の衰退・・・・負の連鎖の波及効果で日本は非常に危機的状況にあるという認識が将来のある皆さんには必要でつ。

そこで、来年おきる「常識ではかんがえられない」予言を2つ!

円高とアメリカ人の破産で輸出企業が大打撃を受け、毎月失業者があふれ出る。それをアホなマスコミがあおるだけあをり、国民に不安を増幅さ続ける結果、政経で学習した事とは異なる出来事がおこりえまつ。

2、「国債の日銀引受けという大博打・・・日本経済復活の劇薬!」

国が民間から借金して財政資金にあてるための確定利子付きの債券が運国債でつ。これをお札の大元締めである日銀が買い取る大博打。
その資金は日銀が自らが発行するお札で買う鹿内。
 「財政法」では、このような危険を防止するために国債の日銀引受けには法的な歯止めがかけられているのは政経受験生なら知っていまつ。
とにかくインフレ傾向にして貯蓄に回っている資金を一斉に消費に回すしくみをつくり、債務の目減り現象を生じさせ債務の返済を楽にさせるような 手をうつしかない状況に2009年は追い込まれる予感。
みぞうゆうの危機に日本という国が乾坤一擲の大バクチに手を出すのが2009年。

3、日本のもつ大量のアメリカに対する債券を放棄することで世界の危機を救うしかない2009年

戦後アメリカは対ソ封じ込め政策として、ヨーロッパにはマーシャルプラン日本にはガリオア・エロア資金で西側諸国に援助してきました。その資金をヨーロッパも日本も活かして、見事復活した歴史がありまつ。今、みぞうゆうの危機でアメリカ経済が破綻寸前にありまつ。自業自得ではあるものの、アメリカを救わなければ自国の生活がさらに危機的という脆弱なこの国は、「理不尽・不条理」ではあるものの、アメリカの借金を帳消しにする事で、世界的危機を救うしかない状況に2009年は追い込まれまつ。決断はまさに100年に1度の大決断となるでしょう。
政府・民間あわせて600蝶円あるといわれている対外債権の一部を政府が放棄するという歴史的決断で世界の安定が訪れるなら・・・しかし、
何で、一部のアメリカ人がひきおこした、サギ行為の結果の尻拭いを日本がひきうけなくてはいけないのか全く納得できません。当方の保有株も塩ずけのまま・・・・・不条理でつ。

そんなときこそカフカをお読みください。 この正月は「城」「変身」「審判」不条理といったら寡婦蚊でつ。


私はカモメ。「ヤ・チャイカ」いやそうじゃない。私は鶴・・・・
生きていかなければ。正月はチェーホフでも読みなおして「ホッ」と一息つきまつ。
皆さん!どうぞ良いお年を!

最終面接で残る人とは!

2008年12月07日 14時10分41秒 | 就活鶴丸ゼミ
就職試験同様、多くの医系大学においては面接試験で最終的な合否がきまりまつ。私が以前勤めていた企業では新卒採用面接を行う際、学生の採用基準として人事部長から唯一言われたのが、「その学生と一緒に仕事がしたいと思うかどうかという基準で評価してほしい」というものでしたわ。
医系大学の面接試験では、「もし面接官が患者だとして、あなた(受験生)に診てもらいたいかどうか」という観点から受験生は評価されていると考えていいでつ。つまり、将来医療従事者としてふさわしい人物であるか否かという視点から、学科試験ではわからない「人となり」について、個人面接、集団面接、グループ討論などを通して諸君は選考されるのですわ。
 面接官は自分が患者なら、あなたに診てもらいたいか否かという観点であなたを評価する!

就職試験もしかり。ビジネスにおいて求められるコミュニケーション力とは受容力・傾聴力・共感力・共有力ということでつ。おもろい記事みつけました。就活生諸君は自分のことは客観視できないでつ。朴と福田さんは自分を客観的にみることができるんでつ。以下の記事をもって他山の石・医師とせよ施与!

光輝く経歴、資格。文句なしの容貌にすきのない服装。「正しい日本語」をハキハキしゃべる。非の打ちどころがない。ニュースキャスターやリポーター志望の女性にはこんな人が多い。

オーディションの書類選考は軽くパス。時事問題に関する知識教養試験も問題なし。ところが、なぜか最終面接で落とされるのがこのタイプだ。 MBAを持っていたり、英語がペラペラしゃべれても「コミュニケーション共創力」こそがキャスターには求められるということがこのタイプには、わからない。
「頭のいいデキる人であり続けたい」。そんな思いが、さりげなく相手を思いやったり、無駄話につきあって面白がったりする「余裕」を奪い去ってしまっているのだろう。 「馬鹿だと思われたくない」という防衛本能が、対人関係に必要な「すき」を作らせない。こういう人は、ディベートはうまくても、雑談が苦手だということが多いものだ。

キャスター志望A:自然環境を守るため、CO2削減策の一環としてバイオ燃料の必要性が叫ばれていますよね。その結果としての穀物価格の高騰は農業従事者の皆様方を豊かにしているのか、していないのか、どちらですか?

農家のおじさん:見ての通りうちはキャベツや白菜みてえな葉物だろ。ハウスの重油が多少値を下げてきたから、このあたりのもんはちょっとだけほっとしてんじゃねーの

A:化石燃料だのみの農業経営に将来はないと思うのですが、もっと太陽光発電や風力発電などへの転換はお考えにならないのですか?
おじさん:ん?

キャスター志望B:わあ、このトウモロコシ。札幌で食べた焼きトウモロコシより粒が大きくて、きらきら光ってる。おいしそう!

農家のおじさん:おお、そこまで熟してたらそのまんま食えっからかぶりつくか?

B:えー!いいんですか?私、お財布おいてきちゃってお金持ってませんが

おじさん:ばかこくでねえ。美人はタダだ

B:わお、美人に生まれて良かった…ナンチャッテ、いっただきまーす(ガブリ!)

おじさん:どうだ?

B:おいしい!トウモロコシってこんなにおいしいんだぁ!!これを絞ってガソリン代りにするなんてニュースで聞いたことありますが、もったいないですね
おじさん:だろう、な?


あなたが農家のおじさんなら、AさんとBさんのどちらの女性と一緒にいたいと思いますか?「この人となら、もっとゆっくり話を聞いてもいいな」と思ってもらえるのはどちらですか? 結果的に農業問題の本質を聞き出せるのはどちらだと思いますか

内定者のESを真似る→学ぶ   その2

2008年12月05日 02時08分00秒 | 就活鶴丸ゼミ
Q○○空港の強み・弱みを踏まえた上で、当社の役割についてあなたが考えることを自由に記述してください。

貴社の役割は、日本の空の玄関として、アジアゲートウエイ構想を実現すべく、空港を核とした地域との共生、地域の活性化、物流の効率化、エコエアポートの世界への発信などです。
空港を利用するお客様には、気持ちよく施設を利用していただくために利便性を向上していくことです。飛行機を利用なさる人にとっては、空港は非日常的空間です。外国から到着なさるお客様外国から帰ってきた日本人のお客様、日本を出発するお客様、に満足していただけるよう遠い成田を解消すべく高速鉄道の実現がいそがれます。
騒音でお悩みの近隣の方々には、さらなる騒音対策、最高のエコエアポートの実現、観光振興による地域の活性化などで、地元や世界に貢献していくことだと考えます。


Qあなた自身を「漢字一文字」で表現し、その理由を記入してください。
          漢字一文字⇒援

「援」は援助、救援、応援といった「たすける、たすけ」という意味で使われることの多い文字です。
私は「アシスト力」を持っていることが売りの人間です。自分の業務に留まらず、進んで他の業務にも協力し、周りの人間から感謝されました。いつでもどこでもどんな状況でも「援」の文字の意味のことを積極的に行っているからです。


Q当社に興味を持ったきっかけ、入社後にやりたい仕事(実現したい夢)は何ですか?

旅に出発する日はまだ見ぬ先に夢を膨らませながら、一方で旅から帰ってきた日は沢山のお土産を手に持って無事に日本に到着したという安堵感でいっぱいの日です。お客様にもそんな特別な日のお手伝いをしたいと思っています。
また、近隣住民の方との共生を目指すことが何より必要です。エコエアポート・騒音対策観光振興による地域の活性化の実現により、地元住民のみなさんにも貢献したいです。
空港という商品の価値を高めていくために、世界トップレベルのエコ対策・騒音対策・利便性をもつ日本の空の玄関を演出していきたいです。

内定者を真似る→学ぶ

2008年12月03日 23時48分35秒 | 就活鶴丸ゼミ
これから迎える大一番!
どう書き、いかに面接官に話していくべきか
内定者のESから真似る→学ぶ


これまでの経験において、力を入れて取り組んだことを 力を入れた順に3つまで挙げてください。
①成功に向かって一丸となって取り組んだ学園祭の活動
②役員の方々の前でプレゼンテーションをしたゼミ活動
③最高の接客を常に心がけたアルバイト活動

これまでの経験において、最も力を入れたことは何ですか。また、その経験から学んだことを教えてください。(300字以内)

私は学園祭実行委員会に所属し、渉外局長として局員60人をまとめました。
渉外局では大学周辺の企業や商店に協賛金をお願いしに行く活動があります。
私は昨年よりもっと資金面で充実した学園祭にしたいと思い、件数ベースで前年比越えを渉外局の目標として設定しました。
しかしこの目標を達成するためには他の局員の協力が不可欠です。そこで他の局員のモチベーションを維持させ、目標を共有できる環境を第一に考え、積極的にサポートしました。皆が協力し、断られてもそこで諦めずに粘り強く活動をした結果、全体で前年比160%を達成しました。この活動を通じて私は、周囲の人にも気を配りながら行動することの大切さを学びました。

これまでの経験において、苦労したことや失敗したことは何ですか。また、その経験から学んだことを教えてください。(300字以内)

ゼミ活動で議論していく中で、なかなかコンセンサスが得られず苦労しました。
私は経営分析や企業財務について学習するゼミに所属しています。3年後期には、ある企業について企業分析をし、実際に役員の方々の前で研究成果を発表させて頂く機会を得ました。そこでチームメンバーと協力し、これから先企業が成長していくためにはどうすれば良いのかについて話し合いました。しかし、仮説を立て、検証していく中で、結論が出ないものも多く、壁に当たってばかりで、満足いくコンセンサスが得られませんでした。先の見えない日々が長く続きました。お互いが言いたいことを言うばかりで聞くことや共感する力が不足していたのだと思います。そこで、コミュニケーションの中でも、聞く力と、共感する力の大切さに気づきました。結果として、新規事業について3つの提案をさせて頂きました。