「防災無線マニア」間において話題となっている
千葉県富津市の夕方のチャイム廃止の話題。
昨今の騒音問題が叫ばれている今、音に対して敏感になっているのが現状である。
しかしながら夕方のチャイムなどはただ単に時間を知らせて帰宅を促すのだけが目的で無いことを知っているでしょうか?
実は朝・昼・夕方のチャイムは防災行政無線がきちんと動作されているのかを点検する目的でもあります。
万が一の災害時において、これらが動かなければ情報収集ができません。
東日本大震災においては、停電などで情報が得られずに困った方もいるであろう。
それでは、全く意味がありません。防災無線さえ動いていれば、
きちんと情報は得られるはずです。
私は防災行政無線のチャイムを撮影・収録して早15年以上が過ぎようとしています。
最初は興味本身で、全国でどんなチャイムが流れるのだろう?
あ、ここではこれが流れるんだななどと楽しんではいますが、
もちろんきちんと防災無線の定義は知っているつもりです。ただ単に防災無線チャイムマニアでは無いのです。
もちろんチャイムが無くなって寂しいというのは地域に根付いた音が無くなると言うこと。
自分は廃止案には「反対」であります。
チャイムで町おこししている自治体もあるのです。
千葉県では館山市のForever Loveが有名ですね。
地域に根付いた防災無線は災害時にとても重宝するツールであると言うことを皆に知っていただきたい。
※ちなみに富津市はこれを撤回。従来通り夕焼け小焼けが流れます。