日本の現況と今後について考察

社会で起きている事々について

New York郊外に滞在してⅡ 

2018-04-18 08:19:57 | 日記

2018年4月11日Blog「New York郊外に滞在してⅠ」に続き、ルーズベルト

元大統領ゆかりの地を訪れた折、感じた事、戦時に成し遂げた彼の"大仕事"

について綴る。

◇彼の住んだ所は、ハドソン川上流の小高い丘の上に在った:

 1)New York郊外の町、Tarrytownに滞在してManhattanまで列車で通勤し

 て仕事をする中、週末にはRoosevelt元大統領の邸宅に出向いた。Tarry-

 town駅から列車に乗り、約80Km走って、Poughkeepsie駅に降り立った

         

 Poughkeepsie駅の外観 出典:en.wikipedia.org/ Poughkeepsie駅の内部

 。その駅は簡素で歴史を感じさせる造りだ。彼らは歴史を保存する文化を持つ。

 2)ルーズベルト元大統領の邸宅と庭:

 駅からバスで直ぐの所に、ルーズベルト元大統領の邸宅と庭などが保存されて

 いた。まず、敷地の広大さには、圧倒された。近くに流れるハドソン川を遠望

 する小高い丘の上に邸宅があり、そこからの見渡す広大な庭園。こんな所に彼

  

     邸宅の正面   出典:tripadvisor.jp/ 庭とハドソン川方向の眺め

 は、住まいしていた。そのScaleの大きさもさることながら、仕事だけでなく生活

 を楽しむ文化も目の当たりにできた。庭にはFranklin D. Rooseveltと妻のAnna

           

            出典:tripadvisor.jp/ ルーズベルト夫妻の墓

   Elenorが一緒に眠るお墓があった。彼らがl住み慣れた所にお墓を造り、そこに眠

 ると云う文化も垣間見た思いだ。

◇第二次世界大戦後の世界秩序を決めた人物 ルーズベルト大統領

 終戦の頃、著者は6歳だったが、ルーズベルトとチャーチルの名前をよく耳にした。

 彼が成した大きな仕事として・・1945年2月に開いた「ヤルタ会談」がある。ク

 ミア半島のYalta島にて、ソ連のスターリン書記長、英国のチャーチル首相と会談。

        

  出典:ja.wikipedia.org/ 3人の首脳  出典:Google Maps クリミア半島

 日本に関わる事項では、ソ連の対日参戦、千島列島、樺太などの日本領土の処遇

 も決定した他、ドイツの分割統治、国連での拒否権国を設定するなど、戦後の世

 界秩序を決める会談だった。日本が終戦を迎える6か月前に、かかる事々が彼らに

 よ秘かに決められていた(ルーズベルト元大統領の住まいと庭を観て、成る程

 と想いを新たにした)。

 


 


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