1980年代、New Yorkに出張した折、New York郊外にあるオフィスを拠点に
して仕事をした事がある。その時、経験した事々を綴ってみる ・ ・ ・ 。
◇ManhattanとNew York郊外の町を往復しながら仕事:
多くの日本企業がManhattanにオフィスを構える中、著者が務めていた会社
はオフィスをNewYork郊外にあるTarrytownと云う閑静な町に置いていた。
出典:colliers.com/en NewYork郊外のオフィス
そのオフィスは小高い丘にあり、木々に囲まれ、恵まれた環境の中にあった。
この町の駅とManhattanのGrandCentral駅との間(約40Km)を列車で往復
Tarrytown駅(外観) 出典:en.wikipedia.org/ Tarrytown駅(内部)
し、1週間くらい滞在した。Metro North Railroadが運行する列車を利用。
出典:ja.wikipedia.org/ Metro North Railroad
座れる時もあったと記憶する。我が国の通勤列車とは違う感じだった。背景
には、車で高速道を利用して通勤している人たちがいた為かも知れない。
Tarrytown駅舎は、質素そのものだった。一方、Grand Central Stationは、
Grand Central駅(外観) 出典:en.wikipedia.org/ 同駅の内部
1871年(明治4年)に建造された物。古風・豪華な造りには、圧倒された。
◇滞在したHotelでの経験:異なる文化が、そこには在った;
滞在期間中、Tarrytownの町中にあるホテルに宿泊した。敷地は広く、平屋
造り。客室は、相当数あったと記憶する。意外だったのは、地元の人たちが
出典:tripadvisor.jp/ a Hotel In Tarrytown(記事とは無関係)
多く、利用していた。例えば、週末などの会合に、相当数の部屋を借り切り
、各ドアーは開けっ放し。部屋では、若者たちが飲食やお喋りに興じている。
ホテルの部屋は、泊まるだけにあるのではないと云われている様だった。一
方、ホテル敷地内にはDance Hallがあり、若い男女が集っている。順番待ち
で外まで列ができていて彼らは辛抱強く、空くのを待っていた。日本から遠
く離れた所で、経験する"異文化"。それまでの固定観念は通用しない世界が
そこには在った。