goo blog サービス終了のお知らせ 

何気ない日常の住まいとDIY

地下室・床暖房・セルロースファイバー・珪藻土・小屋裏のある家の建築記録

照明(蛍光灯)

2005年12月14日 | 照明
 奥日光の休暇村に泊まったとき、照明に感心したことがあります。あそこの設計は清家清さんで、シンプルでここまで出来るのかと思いました。天井や壁など建築に照明器具を組み込んで一体化させた照明を「建築化照明」といいますが、そういうことを設計でやっていたわけです。
 最近は照明デザインが職業として認知され、東京ミレナリオをはじめ、光を楽しむ文化が根付きつつありますが、欧州の照明文化に比べるまだまだです。例えばイギリスでは夏は午後10時まで明るくていいのですが、冬になると午後3時ごろに真っ暗になり、朝も午後9時ごろにならないと明るくならないので、本当に夜が長く感じられます。冬は寒いのでおのずと暖色系の照明が好まれます。それに対して日本では、夏の暑さに合わせて青白い寒色系の蛍光灯が多用されてきました。
 2階ホールの天井は小屋裏の床あらわし(仕上げなし)なので、「建築化照明」はできませんが、本数が多いので「インバータ」にしてHf蛍光管にします。
 通常の蛍光管に比べ明るさは1.5倍、同じ明るさで使用した場合、23%の省エネになります。ちらつきが少なく、小型で騒音は小さく、欠点は値段が高いことです。高いといっても松下のFSA41030FVPN9は1本1,000円以上する32WのHf管がついて3,853円でしのたで電気代で十分回収できる価格差です。インターネットの方が安いので、施主支給としました。


■学習エリア用 松下 FSA41030FVPN9 W数: インバータ32W/蛍光灯40W ランプW数: 32形Hf蛍光灯1灯/40形白色蛍光灯1灯 本体サイズ: 幅65・長1250・高88・重1.4kg 定価8,610円(税込)→価格3,670(円) x 14(個) = 51,380(円)(税別)

■キッチン・ベースライト 松下 HA8050CE 合計W数: 蛍光灯80W ランプW数: 40形蛍光灯2灯(3波長形昼白色) 本体サイズ: 幅170・長1275・埋込穴150×1257・埋込高100・重4.1kg主な仕様: ムシベール ●インバータ 定価36,500円(税別)→価格16,340(円) x 2(個) = 32,680(円)(税別)

■小屋裏や収納、ガレージ等 松下 FA41032F GL 消費電力47W 蛍光灯40W 40形白色蛍光灯1灯 幅65・長1250・高88・重2.4kg ●建築化照明として多灯使われる際騒音が高くなる場合があります。この様な場合Hf・PNタイプをおすすめします。消費効率62.8lm/W(2950lm・47W) ランプ:FL40S・W 定価3,400円(税別)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。