
今週は、新宿と銀座へ。
単館系のシネマを観るためである。
もちろん、恒例の渋谷や青山へも足を運んだ。
こちらはシネマではなく、イベントと演劇を観た。
サブカルチャー漬けの逃避行ある。
もともと今回は大井で競馬だけの予定が、結局誘惑に負けて幕張の野球へも足を伸ばしたので、けっこうハードなスケジュールになってしまった。
仕方ない。
チャンスは、そう何度もないのだから。
<銀座>

銀座のシネスイッチでは、尾野真千子主演の「トロッコ」を観た。
またまた完敗で・・・思わず涙が。。。
母と息子の話が主軸なのだが、さまざまな問題を内包している。
自然の美しさ、生きることの難しさが対比して、また調和する。
インドや台湾では、大層な人気だとか。
尾野真千子の母親役というのが、また一見の価値あり。
<青山>

一転、青山では円形劇場にて、劇団本谷有希子公演を観賞。
小池栄子主演の「甘え」という作品で、女心の裏の裏を描いている。
本谷有希子作品といえば、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」か。
こちらは数年前に映画化されている。

最近は、女性が女性を描く作品が非常に増えているように思う。
それだけ女性の監督や演出家が増えているということだろうか。
男性が女性を描くよりも、どちらかといえばあからさまでドロドロ。

男性が女性を描くと、どうしても男性嗜好の女性像になりやすい。
女性が理不尽な思いを味わうことも多々あるのかも知れない。
でも逆に言えば、そんなにも女性を下卑に笑う作品もできないもの。
ここにはそういった卑猥さは全く感じないものの、ただあからさま。

本谷有希子作品の次回期待作のシネマはコレか。
「乱暴と待機」。・・・オンナゴコロは、かくも怖いもの?
もしかしたら、本谷有希子作品は男性は観るべきではないのかも。
<新宿>

こちらは新宿K’s cinemaで観た安藤モモ子監督の「カケラ」。
こちらも女性しか描けないであろう、あからさまな表現が多々ある。
「キン○マついてりゃえらいのか!」・・・とか。
「男知らなくて何が悪い!」・・・とか。
劇団本谷有希子の「甘え」のラストの決めセリフも凄いが。。。
人気女性演出家恐るべし。
あんなの若い少年達が観たら、イザという時○たなくなるかも、ね。
<渋谷>

渋谷駅に大きく掲げられていた映画の予告広告看板。
こちらはどうやら、男性監督が女性を描く作品のようだ。
これも観たい映画だが、こちらはシネコンで全国上映されるだろう。
わざわざ東京まで来なければ観れないというのは、ツラいのだ。

最後に、渋谷パルコで行われていた蒼井優展を見学。
ポップアップBookの先行発売とのコラボだとか。
うそっ・・・だってさ。

3Dに見せるアートや映像が、蒼井優をモデルに多数並んでいた。
こんな可愛い”うそっ”なら、男性は誰しも許してしまうだろう。
でも、もしかしたら、こちらが一番クセモノかも???

アートな雰囲気が溢れる渋谷パルコ。
蒼井優展の看板の上には、すでに今年の水着展開催中の看板が。
思わず視線を持っていかれる。。。
オトコって、そんなモンか。
<大井>

こちらは御存知、大井のマスコットキャラクターうまたせ君。
渋谷に負けず劣らず、アーティスティック???
でも自分には、やっぱりここが一番落着くナ。。。
東京ダービーも、東海ダービーも、結局収支は負け越し。
しばらくは、名古屋で大人しくしていよう・・・。
競馬もお休みだ。
大人しく地元で映画鑑賞していれば、2時間で2000円掛からないのだ。
これから約半月は、ずっとそれだな。
ちなみに次に期待する映画は、松たか子主演の「告白」である。
ますます女性不信になりそうだが。