
2007年JBCクラシックでのムーンバレイ号。 (大井競馬場)

今年の東海菊花賞はムーンバレイが勝ちました。
最後の直線は、手に汗握る追い比べ勝負の大接戦。
去年のチャンストウライとマルヨフェニックスのマッチレースの叩き合いに勝るとも劣らない好勝負でした。
馬券を握り締めたファンも、最後まで当たったかどうかわからなかったのではないでしょうか。
直線を向いたところでは正直どれが勝ってもおかしくないような展開でしたし、ああいうレースを見せられると、今回は馬券を外した方もきっとまた買いたくなりますよね。
本命馬が来て、穴馬が続いての3連単8万馬券という結果。
「買えたよなぁ~。」とか「馬連ならなぁ~。」とか、「やっぱり!」とか「まさか?」とか、色々な形容詞がどれも当てはまるような結果に、ギャンブルファンの心もきっとくすぐられたことでしょう。
それには、やはり達者なジョッキー達の腕があってのこと。
ムーンバレイを勝利に導いた吉田稔騎手はさすがでしたし、センゲンゴローの脚を最後まで持たせたベテラン竹下太騎手のペース配分も見事としか言いようがありません。
また濱崎楠彦騎手の追い出しのタイミング、勝ち馬の直後から4コーナーでインをついた騎乗もアッパレでしたし、前回出遅れたオキナワノドリームの佐藤友則騎手も今回はきっちりゲートから出してこの馬の力を引き出しました。
5着以降も、ちょっとした展開やペースの違いで十分に勝つチャンスはあったレースでしょう。
これくらいの格のレースになると、どの馬もジョッキーもある程度のリスクを冒してでも勝負に出てくるので、馬の底力とともに、展開の運不運の要素も大きくなってきます。
時計が掛かる馬場とはいえ、この2分07秒2という時計が余計に勝負を混戦にしたといえるのではないでしょうか。

勝ったムーンバレイ号は、かつて名古屋の下級条件で14連勝を挙げて注目されていた馬。
07年の交流重賞「かきつばた記念(GⅢ)」でも2着に入ったことのあるほどの実力の持ち主です。
長い距離では掛かり気味になってしまったり、広い馬場や左回りがカラッキシ駄目だったりと、なかなか個性派?で思うに任せないレースが続いていましたが、ここにきてようやく完全復活というところでしょうか。
この馬は同じ名古屋の雄キングスゾーン号とは対照的に、”地元でこそ”面白い存在の馬。
吉田稔騎手の腕に導かれて、今後も地元の大きなレースで何かやってくれそうな予感のする一頭でしょう。
ムーンバレイに関するこのブログ内の記事
→ 「730円也。」
→ 「06年8月11日の亡霊。」
→ 「角田輝也厩舎の勝ち頭~ムーンバレイ」

なお、一方のキングスゾーンは、今年も浦和の「浦和記念(GⅡ)」に向かう模様です。
このレースは一昨年、昨年と、2着3着と好走しているキングスゾーンにとって相性の良いレース。
実際の距離云々よりも、コース形態などによるペース配分や微妙な砂質の違いなどによる走り易さなどが、この馬にピッタリ合っているのでしょう。
また当然、ジョッキーの腕やかけひきによるところも大きいはず。
一昨年は山本茜騎手、昨年は吉田稔騎手が鞍上でした。
今年はまた昨年以上に警戒される立場でしょうし、必ずしもそんなに簡単ではありません。
今年は、安部幸夫騎手か吉田稔騎手でしょうか。
そこら辺でも案外違ったりする???
乗り方がある程度制限されてしまうキングスゾーン。
巧く乗れるからといって、逆にマークされやすくなったりするものですし。
かけひきは表裏一体。
展開は刹那の生き物ですからね。。。
その点ではズバ抜けているこの二人なら、まず大丈夫でしょうが。
そろそろキングスゾーンにも、二つ目の大きなタイトルを獲ってもらいたいものであります。
私は今回も当然!?アタマでも狙いますよぅ。(笑)
そろそろ、腹いっぱいカニでも食べたい。。。な。

今年の東海菊花賞はムーンバレイが勝ちました。
最後の直線は、手に汗握る追い比べ勝負の大接戦。
去年のチャンストウライとマルヨフェニックスのマッチレースの叩き合いに勝るとも劣らない好勝負でした。
馬券を握り締めたファンも、最後まで当たったかどうかわからなかったのではないでしょうか。
直線を向いたところでは正直どれが勝ってもおかしくないような展開でしたし、ああいうレースを見せられると、今回は馬券を外した方もきっとまた買いたくなりますよね。
本命馬が来て、穴馬が続いての3連単8万馬券という結果。
「買えたよなぁ~。」とか「馬連ならなぁ~。」とか、「やっぱり!」とか「まさか?」とか、色々な形容詞がどれも当てはまるような結果に、ギャンブルファンの心もきっとくすぐられたことでしょう。
それには、やはり達者なジョッキー達の腕があってのこと。
ムーンバレイを勝利に導いた吉田稔騎手はさすがでしたし、センゲンゴローの脚を最後まで持たせたベテラン竹下太騎手のペース配分も見事としか言いようがありません。
また濱崎楠彦騎手の追い出しのタイミング、勝ち馬の直後から4コーナーでインをついた騎乗もアッパレでしたし、前回出遅れたオキナワノドリームの佐藤友則騎手も今回はきっちりゲートから出してこの馬の力を引き出しました。
5着以降も、ちょっとした展開やペースの違いで十分に勝つチャンスはあったレースでしょう。
これくらいの格のレースになると、どの馬もジョッキーもある程度のリスクを冒してでも勝負に出てくるので、馬の底力とともに、展開の運不運の要素も大きくなってきます。
時計が掛かる馬場とはいえ、この2分07秒2という時計が余計に勝負を混戦にしたといえるのではないでしょうか。

勝ったムーンバレイ号は、かつて名古屋の下級条件で14連勝を挙げて注目されていた馬。
07年の交流重賞「かきつばた記念(GⅢ)」でも2着に入ったことのあるほどの実力の持ち主です。
長い距離では掛かり気味になってしまったり、広い馬場や左回りがカラッキシ駄目だったりと、なかなか個性派?で思うに任せないレースが続いていましたが、ここにきてようやく完全復活というところでしょうか。
この馬は同じ名古屋の雄キングスゾーン号とは対照的に、”地元でこそ”面白い存在の馬。
吉田稔騎手の腕に導かれて、今後も地元の大きなレースで何かやってくれそうな予感のする一頭でしょう。
ムーンバレイに関するこのブログ内の記事
→ 「730円也。」
→ 「06年8月11日の亡霊。」
→ 「角田輝也厩舎の勝ち頭~ムーンバレイ」

なお、一方のキングスゾーンは、今年も浦和の「浦和記念(GⅡ)」に向かう模様です。
このレースは一昨年、昨年と、2着3着と好走しているキングスゾーンにとって相性の良いレース。
実際の距離云々よりも、コース形態などによるペース配分や微妙な砂質の違いなどによる走り易さなどが、この馬にピッタリ合っているのでしょう。
また当然、ジョッキーの腕やかけひきによるところも大きいはず。
一昨年は山本茜騎手、昨年は吉田稔騎手が鞍上でした。
今年はまた昨年以上に警戒される立場でしょうし、必ずしもそんなに簡単ではありません。
今年は、安部幸夫騎手か吉田稔騎手でしょうか。
そこら辺でも案外違ったりする???
乗り方がある程度制限されてしまうキングスゾーン。
巧く乗れるからといって、逆にマークされやすくなったりするものですし。
かけひきは表裏一体。
展開は刹那の生き物ですからね。。。
その点ではズバ抜けているこの二人なら、まず大丈夫でしょうが。
そろそろキングスゾーンにも、二つ目の大きなタイトルを獲ってもらいたいものであります。
私は今回も当然!?アタマでも狙いますよぅ。(笑)
そろそろ、腹いっぱいカニでも食べたい。。。な。