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どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

ハピネス。

2008-09-02 | 競馬余談



人と人が織り成す物語。

人と馬が紡ぐ夢。

どうして人は、時にドラマチックに生きてしまうのだろう。

その数々を、時に傍観者として見る。

もしかしたら、この世界の現実は、

ほんの一瞬の夢物語なのかも知れない。

そんな風に思う。

全ては、人間を知ることに始まり、そして終わる。

どこからか、そんなことを聞いたことがある。

私はそれが知りたかった。

たぶん初めは、それだけのことだった。





生きる証を示すこと。

この経済社会で生きてゆくこと。

その二つの狭間で、常にゆらぎ続ける自己の存在証明。

ただ強くあり続けたいと願う。

それは誰のためでなく、ただ自分のために。

それでもまた、やさしくありたいと思う。

それはきっと、誰かにやさしくなれる瞬間に、

幸せを感じることができるから。





ありがとう。

あなたはそれを教えてくれた。

あなたはそれを示してくれた。

ありがとう。

それは、きっとそこにあなたがいたから。

それは、きっとそこにあなたがいるから。





私は、あなたたちに会えてよかった。





何も恐れない。

そして私は、また自分の物語に還る。

ありがとう。

そして、さようなら。

本当にやさしくなるためには、

もっと強くならなければならないんだね。

そして誰もが、自分の物語を歩く。

自らの生きる証を示すために。





それは、どこかの誰かが語るほど、たやすくはなく、

他ならぬ自らが語るほど、大それたことでもない。

そんな目の前の景色の中で。

ありがとう。

そして、・・・・・はじめまして。













2005年11月。名古屋でJBCが行われた年。
このほんの少し前に、10年ぶりに名古屋に帰還。
ここから私の名古屋競馬症候群が始まった。



名古屋のレースは南関に比べ、予想はしやすいと感じた。
でも競馬に勝つこととは別の話。いつも配当との戦い。
買い目勝負。絞って賭けることは、また難しいことに思えた。



この年デビューした山本茜騎手。
いきなり勝ち星を重ねて、名古屋に明るい話題をふりまいた。
写真は、船橋遠征時のウイニングウインド号騎乗のとき。
この時なんとパドックでは原口先生が自ら馬をひいていた。



ファン感謝デーでのスナップ。
人気はやはり宮下瞳騎手など女性ジョッキー達でありました。



名古屋で開催された2006~7年シーズンのLJSのひとコマ。
宮下騎手と山本騎手は、なぜか一言も口を聞かない?
なにかと厳しい世界なのでありましょう。



この年、総合優勝したのが山本茜騎手。
次の年が、同じく名古屋の宮下瞳騎手だった。



名古屋の女性ジョッキーのレベルを見せつけたここ2年のLJS。
写真は浦和競馬場での表彰式の宮下瞳騎手。(総合優勝)



笠松にもよく行きましたか・・・。
電車で行くか、車で行くか、色々と試行錯誤。
予算、便利さetc.・・・。
ただ、いまだにどちらとは決まっておらず。。。



笠松といえば、言わずもがなオグリキャップ。
その後、ミツアキサイレンス、ミツアキタービンと続く。
笠松の芦毛伝説とも言われた。



でも今や、笠松の看板馬といえばマルヨフェニックス号。
2008年の帝王賞ではあわやの4着と健闘。
思い切って乗れる尾島徹騎手とのコンビも印象的。



芦毛馬で忘れてはならない名古屋のレイナワルツ号。
2005年の地元JBC(クラシック)での3着は思い出深い。
歳を重ねてさらに真っ白になった美しい馬体は、これぞ芦毛馬。



初期のこのブログで使われていた背景の写真。
無機質な空間にひときわ輝くビジョンの光が気に入っている。
どんなに活躍馬であったとしても、いつかは競馬場から去っていく。
そしてそれは人々に語り継がれ、やがて伝説となるのであろう。



いつしかこのブログの主役となったキングスゾーン号。
6歳にしていまだ未完。精神的な成長が待たれる。
山本茜、丸野勝虎、安部幸夫、岡部誠、吉田稔と手が替わったが
今は安部幸夫騎手に落ち着いている。(写真は岡部誠騎手)



名古屋の錚々たる面々を背に走るも、レースぶりは毎度の通り。
そこが魅力で、そこが歯がゆい。・・ああ、キングスゾーン。
いまでも、個人的に目が離せない馬であることは間違いない。



キングスゾーンの主戦、安部幸夫騎手。阪神競馬場での勇姿。
現在の名古屋のリーディングといえば岡部誠騎手ではあるが、
でも一番稼いでいるのは、安部幸夫騎手なのではないだろうか?



名古屋で最近毎年のように行われているナイター場外発売。
必ずしも、うまくいっているかどうかは疑問ではある。
それでも可能性を感じさせる企画であることは確かだ。
夏といえば夜祭り。暑い中競馬をするのは誰も好まないはず。



2007年5月。駿蹄賞。(優勝馬~ワイティタッチ号)
自身念願の初クラシック制覇を飾った尾崎章生騎手。
ゴール入線後のウイニングランが印象的であった。
苦労した分、喜びもひとしお。ファンも幸せな気分になれた。



2007年10月、名古屋で行われたSJT(トライアル)。
このWSJSの地方競馬代表を決めるレースで魅せてくれたのが、
地方競馬の至宝とも言われる大井所属の的場文男騎手。
クジ運に恵まれず人気薄の馬ではあったが見事な騎乗で圧勝。
信じられん。あの圧勝劇の衝撃はこれまでの中で一番だと思う。
ちなみに総合優勝を収めたのは、高知の赤岡修次騎手だった。



2008年2月、園田で行われたゴールデンJCに遠征。
このレース、先頭でペースを握る的場文男騎手。
そして2番手で追うのが、名古屋の吉田稔騎手。



この日はまた、別の意味で特別な日だった。
この年のJRAの騎手試験合否発表があった日。
吉田稔騎手と内田博幸騎手。奇しくも明暗を分ける結果に。
中央が吉田稔騎手。彼の表情、インタビューに胸を打たれた。
(写真右から的場文男騎手、安部幸夫騎手。)




吉田稔騎手といえば、言わずもがな名古屋の顔というべき存在。
この評価はどんなことがあろうとも決して変わらない。
今年7月からは南関で期間限定騎乗をしている。
最近の騎乗を見ると、スタート、位置取り、仕掛け、追い方・・・、
ひとつひとつを今まで以上に非常に丁寧に乗っている印象。
ただ勝ちだけにこだわる騎乗ではない、ひとつ上の意識を感じる。
きっとまた来年も、挑戦するに違いない。



今年は、南は高知、北は盛岡まで初めての競馬場へ出向いた。
ここ数年、高知、福山、園田、姫路、金沢、盛岡と世界が広がった。
名古屋、笠松、南関4場はもちろん、これからも旅打ちを続けたい。
今の時代、行くのは簡単だ。あとはいかに意欲を持てるかだけ。
新しい発見、出会いは、競馬を何倍も面白くする。



その美しさに驚かされた盛岡オーロパーク。
この写真は、このブログの第2期の背景にも使われたもの。
特にお気に入りの写真で、競馬の未来への飛躍を願う気持ちで。



最後は、現在のこのブログの背景にも使われている大井の風景。
2007年、JBC当日。キングスゾーン号も参戦した。
スプリントを勝ったのは、大井所属のフジノウエーブ号。
笠松デビューの同馬、これは地方所属馬初のJBC制覇だった。
それにしても、やはりあの興奮はここでしか味わえないもの。
さすが日本一の地方競馬場、日本一の格のレース。
どんな経緯であれ、地方競馬関係者やファンに夢を与える舞台。











みんな、ありがとう。










そして、・・・・・・・・・・













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