どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

騎手山本茜。

2016-01-13 | 名古屋競馬の話




年が明けて、名古屋競馬場のジョッキー紹介の掲示板から山本茜騎手の写真が消えた。
胸騒ぎがして早速ネット検索したら、どうやら2015年12月31日をもって山本茜さんの騎手免許が失効したらしい。
約3年前のレース前の事故による大怪我から復帰を目指していた山本茜元騎手だが、どうやらレースに乗れる目処は立たないままだったようだ。
このまま引退?も十分あり得る話だが、ただ自身のブログやプレスリリース等において、まだ本人の意志が何も語られていない以上、そう決めつけてしまうのは早計だろう。
たとえどうであれ、本人自身が納得できる答えをみつけて、今後の道を選択してもらいたいものである。
32歳は、まだまだ若い。
元気があれば、何でもできる・・・と、かの有名人は言った。
これまでの彼女をみていたら、馬群を割って抜け出すあの手綱捌きのように、きっと自らの手で望む道を切り開いていくに違いない。
騎手山本茜は、これまで紛れもなく新しい道を拓いた。
それは、今も存続を目指す名古屋競馬に確実に息づいている。
彼女がどんな選択をしようと、それは決して変わることはないものである。





























































































































そういえば最近、あの頃「茜ちゃんが、茜ちゃんが」と場内で何かと言いたいこと言っていた常連のオッチャン連中の顔もめっきり少なくなった。
みんな同じ数だけ歳を取り老いていく。
そういうことか。
それだけでも、歳月の流れを感じる。




そして、新しい顔。
それが希望という名の未来。



















騎手紹介の掲示板の横では、今こんな記事の切り抜きが貼ってある。
木之前葵騎手特集。
先日まで、場内で写真展も開催していた。
只今、売り出し中というところか。
名古屋の競馬専門紙には、あの宮下瞳元騎手がコラム記事を書いている。
女性ジョッキーの系譜。
名古屋競馬はまだ生きている。
そこに携わる人たちの息遣いと共に。
名古屋競馬は、きっとまだ山本茜という存在を忘れてはいない。














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