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東へ西へ・鉄道取材日記

土屋武之公式サイト別館  鉄道取材の時に出会った、ちょっとしたエピソードなどを

鉄道ジャーナル(RJ)津軽取材・津軽鉄道のストーブ列車

2011年03月18日 | 鉄道ジャーナル'11.3・津軽
地震から一週間。
わが家周辺は「計画停電」のエリアからも外れ、節電はしなくてはなりませんが、だんだん日常生活に戻りつつあります。

当初は、お恥ずかしながら、かなりうろたえてしまいました(^_^;)
突発的な停電の可能性もまだありますが、今日から「通常運行」に戻します。



さて、東北新幹線(現在、那須塩原~新青森間が不通になっていますが…)開業の翌日(12月5日)は津軽鉄道へ。
津軽鉄道と言えば、ストーブ列車です。

取材の都合上、津軽中里発津軽五所川原行きの上り列車に乗る予定でしたが。
時間があったので、津軽中里からいったん芦野公園まで下り列車を迎えに行き、芦野公園~津軽中里~津軽五所川原と乗ってみました。

冒頭の写真は、芦野公園駅に到着する下り列車です。



これが「ストーブ」。

昔の客車は、機関車から供給される蒸気or電気で暖房を行っていましたが、機関車によってはそういう供給装置が無いので、客車にストーブを置いて対応したのです。



客車の車内。
僕にはとても懐かしい、旧型客車です。

これはオハフ33 1。



こちらはもう1両のオハ46 2。

いずれも元国鉄の客車です。
こういう客車。僕が大学生の頃まで福知山線を走っていて、よく乗ったものです…(ストーブはありませんでしたが・笑)



津軽中里に到着。
機関車を反対側に付け替えます。

こういう作業を「機回し」と言いますが、最近では滅多に見られなくなりました。



僕は客車大好きですので、1両ずつ撮影。
これはオハ46 2の外観。



こちらがオハフ33 1。

もう1両ついているオレンジ色の車両は、普通列車として走っているディーゼルカーで、こちらに乗るとストーブ列車料金300円が不要。
地元の利用者向けの車両なのです。



発車準備も完了。



これは車内販売で買った、どら焼き。
津軽らしく餡にリンゴが入っていて、美味しかったです。



旧型客車は、こういう造作がたまりません(笑)



津軽五所川原駅に戻ってきました。



※3/19現在、津軽鉄道は運行を再開していますが燃料不足、計画停電の影響で一部列車が運休となる場合があるとのことです。
 詳しくは、同社の公式サイトへ(音量注意!)




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