出迎えた母に「これ、叔父さんの新作?」と聞いてみたが、絵画にあまり興味がないからか「さあ?知らない」とのことだった。
「最近、叔父さん来てた?」とも聞いてみたが、コロナ以降、来ていないそうだ。
「押入れに保管してあったのを婆が取り出してきたんじゃない?」と言う。
叔父の1人で愛知県在住の彼は、絵を描くことを趣味としている。
油絵も数点あるが、僕が物心ついてからは水彩画しか描いているのを見た覚えがない。人物よりも風景や静物を描くことが多いようだ。
見出しの絵も実在する風景を描いたもので、実家から1kmほど上流にある橋からの風景をモデルにしたようだ。