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ラークス公認会計士の監査・会計トピックス

会計、監査に関する最新情報をわかりやすくお伝えします!

会計事務所で働きながら公認会計士になる!20代元証券マンの会計奮闘記 ⑥私の勉強法(論文編)~経営学~

2021-05-19 10:13:22 | 会計士への道

皆様、お久しぶりです。随分と間隔があいてしまいましたが、前回に引き続き、公認会計士論文式試験の合格に向けての私の勉強法を紹介いたします。

というのも、会計学の勉強で特徴的なことをやった記憶がまったくなく・・・どうしたものかと考え続けておりましたら、ここまできてしまいました。なので、会計学はとばして、今回は経営学を取り上げて最終回といたします!

 

・単位を常に意識する

経営学のファイナンス論では、様々な単位が出てきます。その中には普段あまり馴染みのない、分散や標準偏差、βなども含まれ、最初はとっつきにくい科目かもしれません。ですが、勉強するときに各概念の意味と単位をしっかりインプラントすることが非常に重要です。そして問題に回答する際に、どの単位(次元といってもいい)で答えるべきかをしっかり抑えると、ミスが減ると考えております。

どういうことか具体的に説明します。

例えば、「底面積2㎡、高さ3mの立方体の体積を求めよ」という問題に対して、2+3で5、と答える人は流石にいらっしゃらないですよね?これは公式うんぬんではなく、そもそも単位が何かをまったく理解していない人の回答です。第一に、単位の異なるものは足せません。第二に回答すべきは体積であるので、mや㎡にはなりえません。

読者の方々は「そんなの当たり前じゃん」と思うことでしょう。が、見慣れない単位が複数絡んでくると、同じようなミスをしてしまうことがあります。答えるべき数値は期待収益率[%]なのか、分散なのか[%の2乗]、標準偏差[%]なのか、あるいはベータ[単位なし]なのか。
今電卓に出ている数値の単位が何なのかを思い浮かべるだけで、まずくだらないミスが減ります。加えて、公式を忘れてしまった場合にもある程度対応できるようになると思います。

 

さて、ながらく続けてまいりました「私の勉強法」シリーズ、いかがでしたか?

これを読んでくださった皆様に、よりよい結果がもたらされることを心より祈念しております。

 

ー2022年5月追記ー

先日、証券会社時代の同期から久しぶりに連絡があり、一緒にご飯にいきました。すると彼も公認会計士を目指そうかと思ってるとのことで、この記事を共有いたしました。無事に短答式試験を通過し、この記事を読んでくれることを祈っています。


会計事務所で働きながら公認会計士になる!20代元証券マンの会計奮闘記 ⑥私の勉強法(論文編)~租税法~

2021-03-19 17:52:41 | 会計士への道

前回に引き続き、公認会計士論文式試験の合格に向けての私の勉強法を紹介いたします。論文編は科目ごとの勉強をご紹介してまいります。

今回は租税法です!

 

 

租税法は論文式試験のみの科目のため、どの予備校でも講義開始が遅く設定されているかと思います。短答式試験合格後に租税法の勉強を始める人も多くいらっしゃるでしょう。そのため、短い期間で合格水準まで実力を上げる必要があります。

ただ租税法の試験は毎年難易度が高く、40点が合格水準といわれています。従って、本番で40~50点を確保できるようになることが合格のための目標です。社会人受験生にとって、これ以上の得点を目指すことは費用対効果が悪すぎます。

 

私の論文式試験・租税法の成績は素点が46点(第1問17点、第2問29点)で得点比率(偏差値)54.80(第1問20.3、第2問34.5)でした。合格水準の得点比率が約52ですので、令和2年度試験においても、ボーダーは40点付近であったといえるでしょう。

 

目標が40~50点である以上、勉強法もこのレベルを射程としたものになります。絶対に完璧を目指してはいけません。完璧な知識よりも、本番の短い試験時間の中で取るべき問題を確実に取り、できない問題を素早く見分ける「テクニック」の方が非常に重要です。

普段の勉強から、このことを意識して取り組みましょう。

 

 

以上のことを踏まえた上で、私の勉強法のポイントをご紹介します。

 

 

①回答のプロセスを残す

 

租税法の計算問題は、四則演算の入り混じった複雑なものになりがちです。自分の頭の中の計算と電卓上の操作だけでは、ミスも起きやすくかつ結局長く時間がかかってしまいます。

そこで、普段の答練等から計算のプロセスを下書きする癖をつけましょう。試験中に書くものであるため、簡略化したもので構いません。後から自分で見て、「なぜこの回答に至ったのか」が分かるように書いてください。

これによって、正確な計算ができるようになるだけではなく、復習の精度が格段に向上します。どういうプロセスでこの数字が正解だと思ったのかが分からないと、間違えてしまった理由も不明のままです。これでは復習の価値がない。

答練等の答え合わせの際には、解説をはじめから読んでいくのではなく、自分の記したプロセスと解答の計算式を見比べてみましょう。そして、どこを間違えたのかをあぶり出していきます。計算に用いるべき数字を間違えたのか、足すべきところを引いてしまったのか、もしくはプロセスは正しかったのに電卓を打ち間違えたのか。

間違えた部分が判明したら、そこについての解説を読んでいきましょう。租税法の問題は1つの解答を出すためにいくつもの論点が絡んでいるなんてことも多く、すべての解説を読むのは非効率です。そのため、間違ってしまった部分に焦点を絞って読むことが肝要です。

復習の効果・効率を向上させ、かつ当日に得点すべき問題を確実に正解するためにも、自らの回答のプロセスを記す癖をつけましょう。簡略化したもの・自分流のものでOKです。

 

 

②捨問は細かく決めておく

前述の通り租税法は難易度が高く、試験時間の圧迫も激しいため、問題を飛ばすことが頻発します。特に消費税の計算なんかは一切解かなくていい、と言われることもあるようです。しかし、問題文を読むことなくガンガンすっ飛ばしていくのは雑過ぎます。

というのも、苦手だと思っている論点にみせかけて実はかなり簡単な問題というのも租税法にはあります。なので「このタイプの問題は見た瞬間に飛ばす!」というのはもったいないです。

 

そこで、予め捨てるつもりの問題はできるだけ細かく決めておきましょう。これは答練等を繰り返していく中で身につける必要があります。

私の場合、例えば受取配当金の控除負債利子は計算方法の指定があったら解くけど、原則法と簡便法の比較が必要な場合だったら捨てる、と決めておりました。実際に本番の試験では数字が与えられており、引き算するだけで解ける簡単な問題でしたので丸々捨ててしまわなくて良かったです。

予め決めておくことで、試験本番も冷静に対処できるようになります。

 

40点を確実に確保するためにも、取れるところと取れないところの判断は普段から身につけるようにしましょう。

 

 

次回は会計学編です!

 


会計事務所で働きながら公認会計士になる!20代元証券マンの会計奮闘記 ⑥私の勉強法(論文編)~監査論~

2021-03-06 19:59:36 | 会計士への道

前回に引き続き、公認会計士論文式試験の合格に向けての私の勉強法を紹介いたします。論文編は科目ごとの勉強をご紹介してまいります。

今回は監査論です!

 

 

まずは監査論という科目の特色をご紹介いたしましょう。

監査論は際立って特殊な科目であると考えます。というのも、財務会計論や管理会計論は簿記という資格がありますし、企業法については司法試験の範囲になってます。租税法については、やはりその専門家である税理士試験の対象です。このように、会計士試験の各科目は他の資格によってカバーされており、場合によっては他の資格の方がより専門的な能力が必要とされております。これらの科目を横断的・総合的に学ぶ必要があるのが会計士試験であるといえるでしょう。

ところが、監査論という科目は会計士試験にしかない科目です。従って、会計士を会計士たらしめているのは、この「監査論」であるといっても過言ではありません。それだけ重要な科目であります。

 

 

監査論の勉強で私が重視したのは以下の2点です。

 

①具体例を思い浮かべる

監査論の勉強内容は、抽象的な概念がかなり多いと感じます。例えば、「財務諸表の作成者たる経営者と、利用者たる利害関係者とは潜在的に利害対立関係にある」という文章。この文言自体も当然重要なのですが、これをただなぞって暗記するだけでは不十分です。このような抽象的な説明は、なんとなく読むのでは絶対に理解はできません。

そこで、具体例を思い浮かべる癖をつけましょう。上記の文章を例にしますと、「例えば経営者が利益を水増しした財務諸表を作った場合、経営者の評価は上がるけど、それに基づいて投資をした株主(利害関係者の一例)は損することになるだろうな」などと考えながら読むと、一気に理解が増します。会計士試験の知識のない友人にも分かるように説明するイメージを持つとなお良いです。

監査論の勉強ではテキストの読み込みが中心となります。そこに含まれる抽象的な文章は、流し読みでは絶対に理解できません。より深い理解をするための1つのコツとして、”具体例を常に思い浮かべる”ことをオススメします。

 

②自分の職場での知識・経験をフル活用する

監査論の各概念は、社会人経験のない学生等には理解が難しいものが多いように感じます。その典型例が「内部統制」ではないでしょうか。内部統制の分野は監査論の中で最も重要な分野といっても過言ではありません。

内部統制とは「企業目的が達成されているとの合理的な保証を得るために、業務に組み込まれ組織内のすべての者によって遂行されるプロセス」であります。おそらく、この定義だけを読んで即座に理解できる人は僅かでしょう。ポイント①でご説明した具体例も思い浮かびづらいと思います。というのも、”企業目的”だの”業務に組み込まれた”など、企業で働いたことのない人には馴染みの薄い言葉が多く含まれているためです。

だからこそ、社会人受験者が行うべきは「自分の職場での知識・経験の活用」なのです。

例えば、皆さんは企業で働いていると何度も上司の印鑑が必要になる場面に出くわすのではないでしょうか。また、同僚にダブルチェックを求めなければならない状況などもあると思います。

これらはすべて、内部統制の具体例です。内部統制は「組織内のすべての者によって遂行されるプロセス」であるため、企業で働く人はすべて内部統制を遂行している当事者なのです。

公認会計士試験の合格者の大部分が学生や受験専念者を占めるこの状況下で、働きながら受験する方に優位性があるとしたら、その一つがこれです。企業で働いているからこそ、理解しやすい概念もあるのです。監査論はその傾向が顕著だと思います。

今就いている仕事が会計士と関係のない業種であったとしても、勉強のヒントが隠れています。それらをフルに使いましょう。勉強時間が確保しにくい社会人受験生こそ、こういった工夫が大きな差を産むと確信しています。

 

 

さて先日、会計士試験の合格証書および成績通知書が届きました。監査論は特に得意科目というわけではありませんでしたが、蓋を開けてみると偏差値61.50と全科目で最高の成績でした。上記の工夫は間違っていなかったと分かり、安心しました。

 

次回は租税法です!

またお読みいただけると幸いです。

 

 


会計事務所で働きながら公認会計士になる!20代元証券マンの会計奮闘記 ⑥私の勉強法(論文編)~企業法~

2021-02-17 23:18:25 | 会計士への道

公認会計士論文式試験を受験した同志の皆さん、試験結果はいかがだったでしょうか?

 

昨日、論文式試験の発表がありました。

新型コロナウイルス流行の影響で、本当に大変な試験でしたね。

さて私の試験結果ですが、無事合格することができました。
発表前の数日はなかなか眠れなかったり、逆に早く目覚めてしまったりと精神的に不安定にもなりましたが。。。ようやく一安心です。官報に自分の名前が掲載されているのを見たときは、さすがに震えました。

応援してくれた家族や友人、そしてラークスの諸先輩方に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました!

 

前回までの記事で、公認会計士試験・短答式に向けての勉強法をご紹介しました。その初回にて”論文式試験にあたっての勉強方法は、合格した暁に。”と予告しておりましたので、早速「私の勉強法・論文編」を始めていきたいと思います!!

論文編は科目ごとにご紹介します。ちなみに私の選択科目は「経営学」でしたので、他の科目を選択しようとなさってる方はごめんなさい。
一応ご紹介しておきますと、論文式試験は短答式よりも受験科目が増え「企業法」「監査論」「租税法」「会計学(=管理会計論+財務会計論)」「選択科目」の5科目を受験します。このうち、選択科目については「経営学」「経済学」「統計学」「民法」のうちから1つを選択します。

 

今回は企業法を取り上げます。

企業法という科目は短答では得点源だったけど、論文は全然できない・・・という方が多いような気がします。というのも、短答での企業法は暗記のみでかなり戦えてしまう科目だからです。

ところが、論文になるとそうはいきません。分かっているつもりで答練を解いてはみるものの、点数に結びつかない。そのため、短答では得意だったけど論文では苦手という状況に陥りやすいのかと思います。私はそうでした。

試験1ヶ月前になっても、答練の点数は上がらず苦手意識は増すばかりでした。ですが2つのポイントを意識したことにより、飛躍的に手応えが変わっていったのです。そのポイントとは・・・。

 

①誰の立場で論じるのかを意識する

近年の企業法の論文式試験は、そのほとんどが事例問題です。つまり、ある事件について問題文で説明されており、それについてどのような法的処理をするか、が問われる形式であります。

例を挙げましょう。

A株式会社が株主総会にて、株主の質問を無視して剰余金の配当額についての決議をおこなった場合、株主は株主総会決議の取消しを主張できるか、という問題だったとします。

この場合、答案では株主の立場で論じるべきです。つまり、主張できるのかできないのか、できるならどのようにするのか。従って、主張の可否について記述すればよく、それが実際に認められるかどうかは書いてはならないということになります。

対して、

A株式会社が株主総会にて、株主の質問を無視して剰余金の配当額についての決議をおこなった場合の株主総会決議の効力について論じなさい、という問題だったとします。

この場合、答案では第三者、いわば裁判官の立場で論じるべきです。従って、今度は株主の主張方法の適法性や取消原因の有無、取消判決が認容されたら対世効なのか相対効なのか等を吟味して有効か無効かを判断する必要があります。

このように、同じ事件について論じていても、立場が変わると書くべき内容は大きく変わります。これを履き違えて答案を作成すると、すっとんきょうな解答となってしまいます。

どの立場で論述すべきか、必ず確認するようにしましょう。

 

②条文の使い方を理解する

短答を合格したレベルであるならば、主要な条文の内容は知識として理解しているかと思います。しかしこれを用いて論述するとなると、知識として知っているだけでは不十分であると痛感しました。

そのため、条文の使い方を身につけることがとても重要です。

企業法の論文式試験において最も大切といっても過言ではありません。論文式試験では法令基準集は手元にありますし、条文の内容を暗記していることよりもその条文を使いこなせるかどうかの方が遥かに必要な能力であるといえるでしょう。

先程の例を用いてご紹介します。

A株式会社が株主総会にて、株主の質問を無視して剰余金の配当額についての決議をおこなった場合の株主総会決議の効力について論じなさい、という問題の場合、短答を合格した方であれば「質問の無視は会社法314条に違反している」ということにはすぐに気づけると思います(条文番号は暗記している必要はありません。手元の条文で確認すればOK)。

しかしこの設問におけるメインの条文は314条ではありません。決議の効力が主題であるため、本問の主人公は831条1項(株主総会決議取消しの訴え)です。

831条1項では、誰が・どのようなときに・どのような方法で取消しを主張できるかが書かれており、本問においてそれを満たすかどうかを検証するという論述の方法をとることになります。この”どのようなときに”のあてはめの際に314条が出てくるに過ぎません。

このような「条文の使い方」は、マークシートの短答式試験の対策をしているだけでは身につきません。株主の質問を不当に拒絶してはならないということを知っていたとしても、実際に不当に拒絶された場合に法廷でどのように主張をおこなうのかは別の技術です。

条文の使い方を理解することで、より説得力のある論述ができるようになると思います。

 

誰の立場で論述するか、条文をどう使うか、この2点を抑えることが論文式試験における企業法の鍵になると確信しています。

どなたかの参考になりましたら、幸いです。

 

次回は監査論編です。お楽しみに!


会計事務所で働きながら公認会計士になる!20代元証券マンの会計奮闘記 ⑤私の勉強法(短答編)Ⅴ

2021-02-05 20:17:56 | 会計士への道

私の勉強法・短答編の最終回です!
勉強方法のポイントは以下の通りでした。

①動画の合間にアウトプット練習
②「覚える」ではなく「忘れる」を重視
③理論を意識した計算科目の学習
④スプレッドシートの活用
⑤予定管理・計画の可視化

①により講義受講時の質を向上②により長期記憶化③で計算と理論の相互作用の獲得。上級・直前期には④でアウトプットの反復継続です。
そしていよいよ、「⑤予定管理・計画の可視化」のご紹介です。

勉強をするうえで計画を立てるのが大切、というのは誰でもご存じだと思います。
公認会計士を目指すうえでもそれは同様なのですが、当初の私は面倒臭がって行き当たりばったりに講義を視聴していました。初期は講義の数も少なく、配信されたその日に消化していれば問題なかったのです。

ところが、だんだんと未視聴の講義や未消化のテストが溜まっていくのです。

学ぶべき科目が増えたり、仕事が忙しかったり、友達から急な誘いがあったり、はたまたやる気が出なくて後回しにしてみたりと事情は様々です。これに関しては、社会人受験生であることよりもWeb受講であることに起因すると考えられます。やはり、いつやってもいいWeb講義であるからこそ、後回しにしたくなる誘惑はついて回ります。

だからこその予定管理です。
手帳に書いてもいいですし、スマホのカレンダーでもいい。いつ、どの講義or答練をやるのかを書いていきましょう。当然、目標としている試験日や模試の日程も入れておきます。
おすすめはやはり、デジタルな予定表でしょうか。予定は流動的ですし、ちゃんと終わらせられれば臨機応変で構わないので、適宜修正がしやすいデジタルを推奨したいです。私は例のごとく、スプレッドシートで管理していました。

予定を立てることは当然、きっちりと講義等を消化していくことが最大の目標です。しかしそれだけではなく、溜め込んでしまった場合に無駄に焦ることを回避させてくれるメリットがあります。大量の未視聴講義や答練の山を見ると、誰でも焦りますし不安を感じます。ですがしっかりと予定を立てると、無理せずに消化できる日程が見えてくるようになるのです。

自分を規律付けるだけでなく、不安や焦りから守るためにも是非とも講義や答練の計画を立てましょう。後から変更しても大丈夫。無理な日程を組む必要もありません。試験当日に、点数が取れることが一番です。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

さて、私の勉強法・短答編、いかがだったでしょうか。
社会人受験生、または受験専念組の方にも何か力になれたら幸いです。

論文式試験を合格した暁には、私の勉強法・論文編を投稿したいと存じます。2021年2月16日が発表日です。お楽しみに。

最後に、公認会計士試験を目指すにあたって大切なことは、

「完璧を目指さないこと」

社会人受験生ならなおさらです。
短答式試験は毎年6割強、論文式試験に至っては半分取れれば合格できる、そういう試験です。完璧を目指して立ち止まるくらいなら、ゆっくりでも歩き続けましょう。勉強期間は長きに渡ることが多いです。私は論文式試験まで2年9ヶ月かかりました。無理はせず適度にリフレッシュして、ゆっくり着実に歩き続けてください。

これを読んでくださっている方のご健闘をお祈りします。