久々に厳しい寒波が到来し吹雪いてきたが、年に一度の機会なので、意を決して岩手県内間木洞氷筍観察会へ向かった。途中の山道ドライブは心細かったが、まつりと書かれたのぼり旗を見て一安心。
内間木洞は総延長6,350メートルの国内有数の鍾乳洞で、氷筍のできる範囲は国内最大級とのこと。ヘルメットをかぶり恐る恐る洞窟を進むと、見たこともない氷の世界が一面に広がっていた。
内間木洞から久慈市へ抜ける途中、琥珀採掘坑道を一般公開しているのは世界中でもおそらくここだけと言われる坑道跡に立ち寄った。江戸時代には、久慈地方で採掘される琥珀は南部藩の財源として管理されていたそうだ。
2020年2月
