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いつも腹ペコ いつもびっくり

十和田湖を望む発荷峠から玉川温泉へ



秋田県の十和田湖南岸から発荷峠方面へ向かい、標高631メートルにある発荷峠展望台に立ち寄った。十和田湖一のビューポイントに相応しく、変化に富んだ湖岸や山々が一望でき、特に秋は紅葉に包まれ、いつまで見ていても飽きることがない。




発荷峠から国道103号を南下し、ふと見かけた看板に惹かれ、「中滝ふるさと学舎」に立ち寄った。廃校となった旧中滝小学校校舎が活用され、田舎体験や交流の拠点になっているという。壁に貼られた学舎のパンフレット曰く「窓のすき間 きしむ廊下 曲がった黒板 あの頃の自分に会える 半分大人の時間」がぴったりの空間だ。映画「デイアンドナイト」のメインロケ地にもなったそうだ。学窓越しに流れるせせらぎの近くに中滝があった。


国道103号を南へしばらく走り、秋田県鹿角市にある大湯環状列石を訪れた。大湯環状列石は、縄文時代後期(約4,000年前)の大規模な遺跡で、世界遺産登録を目指している「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つだそうだ。


更に南下しながら十和田八幡平国立公園をひた走り、今夜のお宿である玉川温泉に到着した。玉川温泉は地元のマタギ(狩猟をする人)により1680年(延宝8年)に発見され、その時鹿が傷を癒していたことから、古くは「鹿の湯」、「鹿湯」と呼ばれたという。 玉川温泉の酸性度は驚きのペーハー1.2で、日本一の強酸性温泉だ。源泉100%の湯舟はなるほど擦り傷がピリピリしたので、源泉50%の湯舟にとっぷり浸かりながら、鹿の湯の効能に思いを馳せた。
2018年10月


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