今回の課題は
ナショナル(松下電器産業)のラジオ R-166 発売 昭和54年4月
症状 : 音が出ない
「古いラジオだけど 修理をしてもらえませんか」って 頼まれました
最近は 修理するより新しい物を買った方が 安くて 性能良くて 長持ちします
実はこのラジオには お話があります
その方の亡くなったおじいちゃんが 首からさげて いつも聞いていたラジオ・・・
おじいちゃんの 形見です
二度と 手に入らない 懐かしいラジオ
それなら・・・・修理ですよね
では 先生お願いします
まずは 現物
カバーを取った 裏蓋銘板
時代を感じる
ネットで検索 やっと見つけた技術資料 あるのはこれのみ
まずは 開けてみた
基板を外してみた
ゲルマニウムトランジスター ゲルマニウムダイオード
今時手に入らない 壊れていたらどうしよう
年数が経っている 電解コンデンサー まず交換 3個
修理の 基本中の基本!
いろいろ 調べて見たけど
トランジスター ダイオード は生きてる模様
こうなると 簡単な故障か よっぽど面倒な故障のような感じ
そこで ルーペで よーーく見ると・・・・
バーアンテナの コイルが 切れている
見えるかな?
ドラえも~ん!! スモールライトをだして 小さくしてくれ~!! ついでにスタイルよくして 5歳若く・・・
ま、そんなのできないから
仕方なく分解して バーアンテナを取り出した
・・・やっぱり切れてる
まち針と 大きさ比べてね
結局 半田付けしたよ
これで見事 復活
あとは 分解した逆をたどって 組み立てます
good job!!!
本日のひとこと・・・・おじいちゃん 聞こえますか?