京都こだわり住宅プロジェクト つれづれレポート

「京都らしい住まいって何?」。こんな問題意識から生まれた都住研の取組。取り組みの経過について、徒然にお伝えします。

神戸・細街路整備の学習

2007年10月30日 | 取り組み報告

 今日は、小委員会活動の一環として、神戸の細街路整備の事例視察にお邪魔しました。神戸市役所の担当のセクション、そして専門家の方のご案内で、かなりしっかりと学ばせていただきました。

 細かな事業整備手法などもお教えいただき、大いに勉強になりました。細街路の状況や形成過程などは当然京都と神戸は異なりますが、既存の事業を上手く活用されていたり、またハード面とソフト面の両輪を生かした展開をされていたりと、工夫に関しても勉強になりました。

 そして、いずれも息の長い関係者の努力と情熱に支えられていることもわかりました。


第13期総会+第40回定例会のご案内

2007年10月24日 | 取り組み報告

 随分と秋めいて参りました。
 11月に開催する総会+定例会の内容が確定しましたので、ご案内いたします。今回のテーマは「景観条例」。

 京都の夏、最も話題であったこの政策ですが、運用から2ヶ月。ここで今一度、このテーマの基に京都の住まい・まちづくりを考えたいと思います。

    
 定例会では、今年9月1日から施行された、京都市の景観政策について、京都市から新しい景観政策のビジョンと内容、運用2ヶ月目における現況等について説明していただきます。さらに、新しい景観政策により、住宅建設にどのような変化、そして効果や影響が生じるのか、具体的なケーススタディを行いたいと考えております。これらを基に、みなさまとともに魅力的で住みよい京都のまちづくりに向けた都市の更新の方法、仕組みについて意見交換を行いたいと考えております。
 今回も幅広い方の参加を得て、活発な意見交換を展開したいと思っておりますので、ぜひ、多数お誘い合わせの上ご参加いただければ幸いです。
 
■第13期総会+第40回定例会のご案内■

日時:平成19年 11月16日(金)
  ①総会 午後5時半~
  ②第40回定例会 午後6時~8時

場所:ひと・まち交流館 京都 地下1階
   京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム
内容:「京都のまちの継承と更新、創生を考える
       ~新景観政策をターニングポイントとして~」
講師:福島 貞道 氏(京都市都市計画局景観創生監)

※参加費無料 定員50名
※ご参加いただける場合は、下記申込書にご記入頂き、
 11月12日(月)までにファックス等にてお返事下さい。

※お問い合わせ
 都住研 事務局(大島)
〒604-8214 京都市中京区高倉通四条上る帯屋町574
      高倉ビル内
      電話:075-211-8150/FAX :075-211-8153


開発許可に関する勉強会

2007年10月12日 | 取り組み報告

 今日は、都住研の小委員会活動として、開発許可に関する勉強会を、京都市の担当の方をお招きして開催しました。

 道路及び開発については、都住研設立当初からのテーマであり、今再び学習をしようということで開催しました。

 都市計画法、建築基準法は年々変わっています。最新の始動行政の状況を学ぶことは必須ですし、そこから、京都のビジョンをどう描いていくか。都住研の小委員会のテーマです。

 終わった後、「勉強になった~」という声があちこち


受賞の様子

2007年10月10日 | 取り組み報告

 去る10月4日、富山市で地域住宅計画賞奨励賞の受賞式がありました。「京都まちなかこだわり住宅」は奨励賞を受賞しました

 写真は、魚谷さんが賞状を受け取っているところです。賞状には「貴殿のすまいづくり地域の模範」と記載されていました。


日本建築学会近畿支部創立60周年記念

2007年10月06日 | 取り組み報告

 日本建築学会の近畿支部が今年、創立60周年記念を迎えられます。それを記念して、非常に豪華な連続シンポジウムが開催されます
 京都でも下記の通り開催されますので、ぜひご参加下さい。
(お問い合わせとお申し込みは、主催者にお願いします)

第2回 「景観・文化の再生と創造-地域アイデンティティの創発」

 21世紀を迎えた今日、大量生産・大量消費を基調とした工業社会から、自然との共生や人間相互の絆を大切にする持続可能な社会を構築していくことが求められている。このような社会変革の現れとして、景観・文化の再生と創造が大きくクローズアップされている。2004年にわが国で初めての景観に関する総合的な法律である「景観法」が成立し、多くの主体が地域力の創生に向けて、歴史的景観の再生や魅力的な景観の創造に取り組み始めている。
例えば、京都では、都心部の大幅なダウンゾーニングや 眺望景観の保全・再生を含む画期的な景観政策が推進されつつある。大阪では文化財の集積した中之島地区を核とした都市再生が着実な成果をあげているし、神戸でも震災復興を超えて各地で新しいまちづくりが継続的に展開されている。さらに多自然地域においても、棚田や水路等の文化的景観を保全する動きが広がりつつある。
関西はわが国の中でも歴史的景観や文化的景観が数多く存在する地域である。そこで、本シンポジウムでは、景観・文化を再生し創造するプロセスに焦点を結び、地域アイデンティティの創発の可能性を多角的な視点から探求する。
パネリスト:
    岸  和郎(建築家、京都工芸繊維大学)
    杉山  郁夫(日建設計シビル)
    鳴海 邦碩(大阪大学)
    樋口 忠彦(広島工業大学)
    福島 貞道(京都市)
コーディネータ:
    門内 輝行(京都大学)

日 時:2007年10月27日(土) 13:30~17:00
会 場:ひと・まち交流館 大会議室
(京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊83-1 TEL.075-354-3711)
定 員:300名
参加費:無料
共 催:(社)日本建築学会近畿支部、(財)京都市景観・まちづくりセンター

参加申込方法:
FAXまたはE-mailで「参加希望行事名、氏名、所属先名、連絡先(TEL, FAX, E-mail)」を明記のうえ申し込む。
(注)参加いただけない場合のみ連絡いたします。
申込み・問合せ-近畿支部事務局まで
TEL:06-6443-0538 FAX:06-6443-3144
E-mail:aij-kinki@kfd.biglobe.ne.jp