千里の道も一歩から

コツコツ、ルンルンと歩きます!

おぼえていろよ おおきな木

2006-09-07 11:07:49 | 佐野洋子の絵本

おぼえていろよ 

おおきなき

佐野洋子/作・絵

みごとな大きな木がありました。

大きな木のがげの小さな家におじさんが住んでいました。

朝小鳥がピーチク、ピーチク、寝ていられません。

「おぼえていろよ。」

小鳥は木下でお茶を飲んでいるおじさんに糞をします。

ハンモックで眠っているおじさんの上に けむしが落ちてきます。

「おぼえていろよ。」


洗濯物は木陰で乾きません。

秋になると赤い大きな実を子どもたちが盗みます。

このはが掃いても掃いても落ちてきます。

「おぼえていろよ。」

冬雪かきをしているおじさんの上に雪がドタドタとかぶさりました。

「おぼえていろよ!!おぼえていろよ!!」

おじさんは、ついに木を切り倒してしまいました!!

春になっても、小鳥のきません、赤い実もなりません。

なんにもなくなりました。

おじさんは泣きました。泣きました。

「ふーっ。」「すーっ。」「くーっ。」

木の根っこで~~よくみると、「あたらしい芽」が出ていました。♪

 


だって だっての おばあさん

2006-07-18 09:40:03 | 佐野洋子の絵本

「だって だっての おばあさん」

佐野洋子 作・絵

「だって、わたしは98だもの~」が口ぐせのおばあさん。

お誕生日にローソクを買いに行ったネコがローソクを川におとして

5本だけ持って帰りました。(ネコも5歳)

「そうね、だってわたしは5歳だもの~~!!」

5さいのおばあさんは94ねんびりに川をとびました!!!

作者のあとがき:たくさんのたくさんの おばあさんに

この絵本を贈りたいのです。

たって、おばあさんは一番たくさん子どもの心を

持っているんですもの。

 

 

 


おじさんのかさ

2006-07-01 08:58:38 | 佐野洋子の絵本

佐野洋子・作・絵

佐野洋子さんの絵本がだいすきです!
おじさんはりっぱな傘をもっていました。

傘がぬれるのがいやで、雨が降ってもさしません。

大雨の日は家にいます。

ある日子どもたちが、傘をさして、雨の中を楽しそうに歩いています。

ポンポロロン、ピッチャンチャン♪

本当かなぁ??おじさんはついに傘を開きました!!!