DOGはGODからの贈り物~僧帽弁閉鎖不全症のチワワ・チャーリー君の闘病記録~

12歳と9ヶ月の時に心臓病が判り治療をはじめました。天国からお迎えが来るまで元気で苦しまずにいられますように。

寿命までは

2014年10月29日 22時23分41秒 | 闘病記録


先週の木曜日、皮膚病の診察へ行った。

皮膚の赤みが取れて、新たなかさぶたやその皮膚のめくれなどがないので、皮膚炎の薬は一日一回に減り、診察も二週間後と言われた。

それから一週間経ち、抜け毛もめっくり減って、毛が生えてきた。来週で一ヶ月になるので、今週で投薬が終わってほしいと思う。

心臓病の方はどうやら一日二回のエナカルド錠(エナラプリル)投薬はこのまま継続するようだ。

咳はほとんど気づくことなく済んでいる。走りまくるときもあり元気いっぱいだ。

年のせいか寝ている時間が長いが、一見病気とは思えない。さすがに興奮した後の心臓の動悸は強く脈打っても、以前気が付いた時の激しさはないので、心肥大は少しは小さくなっている気がする。

少しでも長くこのまま経過していってくれて、何とか寿命まで生きながらえてほしい。

あの日から塩分を含む人間の食べ物は一切あげていない。アレルギーには卵も良くないと言うのであげられなくなった。

食べることが大好きなチャーリーだから食べることの楽しみも幸せの一部だと食事を少しずつあげていた。

それが苦しんで死ぬような病気の原因の一つだとわかり、なんて馬鹿なんだろうと自分を責めている。

心臓肥大→肺水腫→息ができないので水攻めで苦しんで死ぬという残酷な図式が恐ろしくてならない。

それを避けるためにも治療を怠らず、寿命で、せめて苦しまないで眠るように天国に行けるように絶対してあげたい。

幸いなことに、獣医さんに聞いたら

「チワワの平均的寿命の16歳まであと3年ですね。6割で実現可能ですよ。」

と言ってくれた。

長くて2年かなと思っていたより早いお別れになるかもしれないとショックを受けていたが、希望が十分持てる確率だ。

おいしくて体に良い物たくさん食べて、楽しい思い出をたくさん作って、これから精一杯生きていこうね。君を送るまで負けないから。一緒にがんばろうね、チャーリー。

愛しのチャーリー

2014年10月29日 22時17分10秒 | 闘病記録
10月16日㈭のこと、一週間ぶりにチャーリーを病院に連れて行った。「ブッブ行くよ。」と言うと喜んで跳んできて、キャリーボックスの中に入る。

道行く人を見ると必ず吠えて元気だが、心臓があぶるのでやめさせようとするがなかなか言うことを聞かない。

お世話になっているS病院に入った時は少し吠えていたが、診察台ではいい子になった。

いつもは他人や他の犬に対して攻撃的だが、診察となると、結構おとなしくなる。内弁慶なのかな。

一週間前は肛門の上のしっぽのつけ根の皮がむけ痒がっていたが、飲み薬のせいかすぐに痒がらなくなった。赤みは取れたが、皮膚がまだかさぶた状態だ。

「咳は少なくなりましたか?それとも増えましたか?」と聞かれたが、以前は全く気付かず、「ああ、これが咳なのか。」と気づいたのがこの一週間で3-4回なので、増えたのか減ったのかわからない。

皮膚の消炎剤が心臓に負担をかけていると思うので、なるべく減らしたいというようなことを言われた。

皮膚炎では死なないが、心臓の肥大が進むのは良くないので、何とか一日でも早く皮膚炎が治ってほしい。急に何種類かの薬を飲むことになったので、副作用がないかとか心配だからだ。

もう一週間同じ薬を飲むことになった。先生は声はでかいがちょっと頼りなさげ。

でも他にいいところ知らないし、チャーリーは誰でもOKではないから、気軽に病院はめぐれない。

Youtubeなどで心臓病で亡くなるわんちゃんたちを見ると本当に苦しそうでかわいそう。

チャーリーには絶対苦しませたくない。寿命まで生きてもらいたい。肺水腫で苦しみながら死んでほしくない。

かわいいかわいい愛しのチャーリー。早く逝かないでね。私たちの食べるものを少しずつでも食べさせていなかったら、こんなことにはならなかったよね。本当にごめんね。

辛いけど、塩分のあるものは摂らないようにしようね。

12月で13歳になるチャーちゃん。助手さんから「若く見えるね。」と言ってもらえたよね。

猫と暮らしているせいか、私の膝や、ソファーにぴょんぴょんとジャンプしてるくらい元気だから、まさかそんな病魔に侵されているなんてこれっぽちも思わなかった。

先生曰くアトピー性皮膚炎らしいけど、命拾いしたね。

でも、ほんの少しだけなのかな。

チワワの寿命は16歳前後と長生きらしいけど、心臓病(僧房弁閉鎖不全症)だと15歳くらいまでと言う人もいる。

若々しくて元気なので、18歳くらいまでは大丈夫と思ってたから、もう、この現実に打ちのめされている。

この13年間、無償の愛で支え続けてくれるかけがえのない存在のチャーリー。誰よりも私を愛してくれている命。失いたくない。

ならば病魔と戦うしかないのだね。一緒にがんばろうね、チャーリー。


診察の結果

2014年10月29日 22時12分55秒 | 闘病記録
2014年10月9日のこと、チャーリーの皮膚炎がぶり返したので病院に連れて行ったら、中程度の心臓病との診断。口輪をしてレントゲンを撮ってもらったら肺水腫にはなっていないが、心臓が楕円形より少し丸く肥大していた。

仰向けに映っていた心臓は正常ならD型でなければならないそうだが、今は0型。○型になったら末期になるのだろう。

朝晩皮膚炎の薬と心臓の薬を飲ませることになった。皮膚炎の薬は良くなるまで一ヶ月くらいらしいが、心臓病の薬(エナカルド錠エナラプリル)は命ある限り飲ませなければならなくなった。○型にならないために。

最初は1日1錠だと言われていたが、心臓肥大があるのでやっぱり朝晩2錠だと言われた。

薬はジェネリックらしく30円×一日2回=60円と安価だが効果は十分あるし、腎臓病などの副作用もない安全なお薬だから、安心だ。

基準があってないような動物の診療代だが、良心的な獣医さんだ。

捨て猫の避妊手術を半額でやってくれたというご近所さんに聞いて2年前くらいに行ってみたら、親切丁寧に診てくれた。その時から、かなりのお年でリタイア間際だった以前の獣医さんを変えることにしたのだった。

今12歳と10か月、食欲もあり元気そのものだと思っていたが、小さな咳にも気付いてやれず、塩分にも厳密に注意することもなかったことを悔やんでいる。

そういえば、心臓の動悸がどうしてこんなに激しいのだろうとか、お散歩にどうして行きたがらないのだろうと最近気が付いていたことを思い出した。

この心臓病は良くなることはなく、進行を薬で止めるしかない。

チワワの平均寿命は16歳くらいらしいが、あと2年頑張ってせめて15歳くらいまでは生きてほしい。

この子の母親は9歳で心臓病らしき症状で突然亡くなっている。「遺伝します。」と先生は言った。

もっと知識があれば、もっと気を付けてやれたのに・・・。

体を壊して休職中の娘と愛犬と私で3人も病院通い。踏んだり蹴ったりの年がそろそろ終わろうとしている。

皮膚炎の再発で命拾いできたのは不幸中の幸いだ。と思うことにしよう。

「大好きよ。長生きしてね。」といつもパワーを送っていたのになんてこった。せめて肺水腫で水攻め拷問死みたいに苦しまない最後であってほしい。

治療は最善を尽くそうと思う。

このブログについて

2014年10月29日 19時01分46秒 | 闘病記録

もうすぐ13歳になるおじいちゃん犬チャーリーとのこれからはじまる闘病生活について、備忘録を書いていきたいと思います。

心臓病で苦しむ仔たちが少しでも減るようにと祈りつつ、少しでも飼い主さんたちの参考になるかもしれないと思い公開することにしました。





愛称 チャーリー   ロングコートチワワ  Party(L)  オス(去勢済み)

本名 ADAM BOULEVARD OF PUPPY LAND JP

2001年12月19日生まれ 1・8キロ

写真は2014年5月撮影(12歳と5ヶ月)
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食いしん坊で、いつもお腹が減っている。
小っちゃいけど働き者だよ。
何のお仕事かって?
防犯ベルになるお仕事だよ。
誰かがお家に近づいたり、不審な音がしたら
吠えて教えてあげたりするんだ。
ママは僕のおかげで泥棒が近づけないから
本当に助かるって言ってるよ。 By チャーリー