「嫌な予感がするなあ。。
何で、僕一人だけポットに入るの?」
トトさん、なかなかいい勘してるね。今日はトトさんの去勢手術の日なの。がんばっていってみよう。
病院へ向かう車窓からみえる甲州街道の木々は、徐々に色づいています。天気もよいし、ドライブ日よりかも。
「紅葉を楽しむ気分にはなれないけどね」
そんなこと言わないで。トトは最近、マセラティの爆音にも慣れてきたじゃない。ドライブ、楽しもうよ。
「ちょっとだけだよ。」
あら、トトさん、なかなか格好いいじゃない。マセラティが似合う男になってきたね。
「それはいいからさ、嫌なこと、しないよね?」
今日に限って、何だか勘がいいなあ。去勢手術だから、そりゃ、ちょっとは嫌だと思うけど。でも、猫先生、1000頭以上の手術経験があるみたいだから、大丈夫、大丈夫。
さてさて。トトの一大事ということで、揃って会社を休み、9時ぴったりに病院に到着した猫夫婦とトト。病院と担当の猫先生は超人気で、その時点で7人待ち。待合室で1時間以上待つ破目に。
「まだぁ?」
う~ん、ごめんね。平日だから大丈夫かな、って思ってたんだよね。トト、疲れちゃった?
「ちょっと緊張してきたかも。」
大丈夫かなあ。車で待ってた方が良かったかなあ。妻が心配と待ち時間の長さで、ちょっとうつらうつらし始めた頃、やっとトトの番になりました。
「待ち」の長さが原因か、メイちゃんなしの一人旅が原因か、はたまた、ただの究極のビビリか、は不明ですが・・とにかく、大変でした。
手術の前に触診、心音、体温測定、血液検査があるのですが、そのために処置台にあがっただけで、大興奮。聞いたことがないような唸り声をあげ、力の限り大抵抗。挙句の果てには、失禁、脱糞。
手術前の検査は問題なし、ということで、「パニックになりやす子」という位置づけで、同日去勢手術、無事成功。まずは一安心とはいえ、まだまだ問題があって。。(つづく)
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