コロナ禍により、春季リーグ戦から、全日本選手権、明治神宮大会までもが中止となった2020年シーズン
秋季リーグ戦と、関東地区選手権のみの公式戦となったなか、
シーズンを通しての課題となってしまった、投手陣の制球難と、守りの綻び、打線のタイムリー欠乏症は、
最後の最後まで、克服することはできなかったが・・・ それでも彼らは、結果で応えてくれた。
シーズン後半では主力を怪我で欠き、徳俵に追いつめられながらも、粘り腰で大逆転して制した秋季リーグ戦
1点を争う大接戦を粘り切り、見事に準優勝を果たした関東地区選手権
練習することすら厳しかったシーズンに、この結果だから・・・ アッパレもアッパレ、大アッパレなんじゃなかろうか。
とはいえ・・・ 今シーズン克服できなかったの課題は、極めて深刻だと思う。
悔しさを糧にした対戦相手は、さらに強くなって、挑んでくるだろう。
混戦が必至となってきたリーグ戦、上位の常連が下位チームに取りこぼすこともあり、楽な試合は一つもなくなった。
プレッシャーをかけて申し訳ないが、それでも勝つのが創価野球だから・・・ 頑張って結果を残してほしい。
永遠の指針「心で勝て、次に技で勝て、故に練習は実践、実践は練習」を、いま一度心に刻み、
白球を追いながら・・・ 人として、プレーヤーとして、成長した雄姿に、
来春こそは、スタンドから大声援を送りたい。
ガンバレ! 創価大学硬式野球部
そして・・・ たくさんの感動をありがとう。
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令和元年11月 9日(月) ~ 12日(木) 横浜スタジアム
第16回 横浜市長杯 関東地区大学野球選手権大会
[スケジュール(抽選・10月23日)]
二回戦 11月10日(火)09時00分 横浜スタジアム 国際武道大(千葉2位)
準決勝 11月11日(水)14時00分 横浜スタジアム
決勝 11月12日(木)12時30分 横浜スタジアム
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[トーナメントシート・スコアボード]
優勝
桐蔭横浜大
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4 3
桐蔭横浜大 創価大
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1 8 6 3
共栄大 桐蔭横浜大 創価大 上武大
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8 9 2 1 8 3 1 4
日本体育大 共栄大 桐蔭横浜大 中央学院大 創価大 国際武道大 武蔵大 上武大
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1 0 6 3
共栄大 白鴎大 武蔵大 神奈川大
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決勝 11月12日(木) 12時30分~00時00分 横浜スタジアム
桐蔭横浜大(神奈川1位) 003 010 000 = 4
創価大 (東京新1位) 000 011 100 = 3
[投 手]鈴木勇(4)、菊地(1.1/3)、須山(3.2/3)
[本塁打]藤原魁、門脇 [三塁打] [二塁打]保科
・残念、相手を上回る安打を放ちながら、失策と四球が絡んで4失点、小刻みに追い上げるが1点届かず。
ある意味で、今シーズンを象徴するようなゲーム展開で、ディフェンスの弱さがでてしまった。
とはいえ・・・ リーグ戦を徳俵から押し戻して制覇、さらには関東大会での準優勝は来期につながる。
お疲れさまでした。
[スポーツ各紙の記事(抜粋)]
・巨人7位・萩原悔し準V、ベンチで仲間鼓舞 (ニッカンスポーツ)
巨人のドラフト7位指名を受けた創価大・萩原哲捕手は、桐蔭横浜大の優勝の瞬間をベンチで見つめた。
「この悔しさは、来年、後輩たちに晴らして欲しい。」と真っすぐ見つめた。
主将としての責任を全うした。
10月18日のリーグ戦で、左手親指靱帯(じんたい)を損傷し、5日に手術を受けた。
「最初は悔しかった。」
「でも、すぐにチームとして優勝を目指すことに気持ちを切り替えた。」
「プレーはできなくても、何かチームのためにできることがある。」
「それは、みんなを励ますこと。」
萩原はベンチから、1球1球、大きな声でチームメートを鼓舞した。
今年「史上最高のチームを作ろう」と始まった。
試合に出ている選手だけでなく「チーム一丸」を目指し、主将としてまとめあげた。
ケガの状態は全治2カ月で、来年1月の巨人の新人合同自主トレには間に合う見通し
「しっかりケガを治して、プロのステージに立てる体作りをしていきたい。」と前を向いた。
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準決勝 11月11日(水) 14時01分~17時16分 横浜スタジアム
創価大 (東京新1位) 100 500 000 = 6
上武大 (関甲新1位) 200 001 000 = 3
[投 手]内田(5.1/3)、鈴木勇(3.2/3)
[本塁打]門脇 [三塁打] [二塁打]田中
・1点先制した後のスクイズ失敗、さらには逆転を許す引き金となった失策を演じた門脇が・・・ 汚名返上の逆転ツーラン
まさに筋書きのないドラマを自らの手で作り上げた。
6回裏、1点奪われた大ピンチから救援した、連投の鈴木勇が3回⅔を9奪三振で完璧に締めくくる。
明日は、いよいよ今シーズンの最終戦・・・ 頂上が見えてきたぞ!
[スポーツ各紙の記事(抜粋)]
・創価大・鈴木勇斗0封で好救援 9K最速152キロ (ニッカンスポーツ)
創価大の鈴木勇斗投手が好救援、3回2/3を無安打無失点に抑えて9奪三振
自己最速を3キロ更新する152キロをマークし、チームの18年以来の決勝進出に貢献した。
3点リードの6回1死満塁のピンチでマウンドに上がると、
3番・山脇を空振り三振、続く日本ハムドラフト3位指名の4番・古川を二ゴロに打ち取った。
計11個のアウトのうち、9つを三振で奪った。
「昨日より感覚よくて、体の調子も良かった。」
「今季一番の出来。こういう大きな大会で抑えることができて自信になった。」とうなずいた。
12日は桐蔭横浜大との決勝
「しっかり抑えて、最後4年生が、良い思いで終われるようにしたい。」と意気込んだ。
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二回戦 11月10日(火) 09時01分~12時03分 横浜スタジアム
国際武道大(千葉 2位) 000 201 000 = 3
創価大 (東京新1位) 100 201 04Ⅹ = 8
[投 手]鈴木勇
[本塁打] [三塁打] [二塁打]古和田、藤原大、保科
・1点を争う好ゲーム、終盤まで縺れたが、8回に集中打で4点を挙げ突き放す。
守っては、先発した鈴木勇が12奪三振を奪って完投勝利 ナイスゲーム!
[スポーツ各紙の記事(抜粋)]
・創価大のカーショー、149キロ左腕の鈴木勇が完投&12奪三振 (スポーツニッポン)
大リーグ・ドジャースのカーショー投手を投球フォームのお手本にする、創価大のカーショーが、
156球の熱投で、9回を4安打、3失点、12奪三振で完投勝利を挙げた。
「焦らず自分のペースで投げられた。」
「同点になってからはギアをもう1つ上げ、仲間を信じて投げることができました。」と振り返った。
序盤は変化球でストライクが取れず「直球頼りになってしまった」と、反省したが、
5回に前掛かりになっていたフォームを修正したことで、
後半はスライダー、カーブ、チェンジアップと多彩な変化球でストライクを先行させた。
圧巻だったのは終盤だ。
「疲れはあまり感じたことがない。」と、スタミナに自信を持つ左腕は、
8回に、自己最速まであと1キロに迫る148キロを計測して、2三振を奪うと、
球数が140球を超えた9回も球威は全く落ちず、またも2三振を奪って試合を締めた。
あすの準決勝に向け「この大会で優勝して、4年生に良い思いをしてもらいたいです。」と意気込んだ。
・巨人の育成11位 創価大・保科が4打数3安打、勢いとガッツではい上がりたい。 (スポーツ報知)
巨人がドラフトの育成11位で指名した創価大・保科広一外野手が1番指名打者で出場し、
4打数3安打3打点と大活躍、チームの準決勝進出に貢献した。
1回の打席では、初球を流し打って左前安打
その後、二盗、三盗を決め、4番・藤原魁捕手の中前打で先制のホームを踏んだ。
「前日の夜から、初回は1番打者として初球を振ろうと考えていました。
盗塁は判断を信頼されているので、期待に応えられてよかった。
自分は仕掛けてナンボの選手。いい仕事が出来ました」と保科。
4回の3打席目は、2―2の同点に追いついて、なお2死二塁の場面で素直に中前へはじき返した。
8回の5打席目は、1死満塁のチャンス
バットが折れて緩いゴロとなったが、一塁線を抜けていき、2点二塁打となった。
父親がアメリカ人で、187センチ、89キロと恵まれた体格の持ち主。
スタンドで視察した巨人・野間口スカウトは「身体能力が高い。」
「野手になったのは大学からなので、これから技術の向上につなげてもらえたら」と期待を寄せた。
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