Underwater of the Night

久しぶりの徹夜仕事で黄色い太陽が見えているしゃけです。
なんと輪郭まではっきり見えます。東京コンクリートジャンゴー。
黄色い太陽は徹夜マージャンの時にしか見えないと思っていたのに。
太陽がイーピンに見えるようになったら雀士だと言われていたが、
テカった黄色い太陽が見える。

「FF→寝るか→会社から呼ばれ→20h→FF→RFβ→寝るか→会社から呼ばれ」
の虐待＆自虐生活を送ったこの二日間。

いや、三日間か？
日付と曜日の感覚がちょっと危ないしゃけ。しっかりしろ。

更に今日はデュナミス(FF)、明日が友人の結婚式と珍しくスケジュールがある。
これはちょっと体を休めた方が良いな…と感じ、
夜に呼ばれた時に交渉してみる事に。

夜。

通常勤務が夜の方はそれが普通であるので当てはまらないかもしれないが、
日勤が通常勤務帯の私にとっては、夜の職場は刺激的である。
まず、電話が鳴らない。鳴ったら鳴ったで怖い気もする。
次に人が少ない。他部署の課長と自分だけ。新しい世界が私を待っている…。
と言わんばかりのテカリ具合の凄い課長。どんなだ。

しゃけ「課長、夜の仕事って暗くて何だか違和感を感じますね。」
課長「そうだな。夜だし。スナックも暗いしな。」

何だか話がまったくかみ合わないが気にせず強引に続けてみた。
しゃけ「なるほど。だからスナックは暗いのか。」
課長「錦糸町は通りの明るさに反比例して店の中が暗いな。」
しゃけ「さすが課長。見てる所が違う！」
課長「ふふふ…。まぁ店に入ったら皆、見るとこ一緒になるけどね♪」

とまぁ、くだらない雑談も刺激的な方向に走る場合が多いようだ。
この異質な空気ならば「明日休みクレよ。」とさらっと言えるかもしれない。
そう考え、夜に交渉しようと思った次第なのである。
策略家しゃけ。今日は切れがいい。

しゃけ「ところで課長。二日も続けて夜出ているので、
　明日はお休みにしてもよいですか？」
課長「あ、俺５時で帰るから、届け出しておいて。ハンコ押しておく。」
しゃけ「ありがとうございます。話の分かる上司でよかった～」

などと心にもない言葉を放ちつつ、喜ぶしゃけ。
お世辞で喜ぶ課長。ノッてきたようだ。テカリ具合に磨きがかかって
テカリ光100Mbpsだ。

そこから約二時間。パチンコ競馬競艇…と、なんだか話が盛り上がりすぎて
ついこの間まで全く知らなかった他部署の課長と懇意に。
どうやら新しい世界には入らないで済みそうだ。

意気投合して課長の所属する部署のプロジェクトの話に展開。
臨時歩合制でやってみるか？って話になって、スキルアップも見込めるし、
思わぬ臨時収入はあるし、いい事尽くめだと認識。引き受ける事に。

課長「では明日からよろしく頼むよ。しゃけ君。」
しゃけ「ははー。不肖しゃけ、全力でやらせていただきます。」
課長「ははは。あまり気負いこみすぎず、気楽に始めてくれたまへ。」

そう言い残し、課長は帰っていった。テカリ光200Mbpsオーバー。
推定スループットは199Mbpsはあるんじゃなかろうかと言わんばかりの
速度で帰っていった。やるじゃないか。テカリ光。


夜。
思わぬ展開が見込める薄暗い空間。刺激的。
そして夜の水面下で繰り広げられる攻防。それは蜜の味。テカってるし。




で、今も仕事しているわけですが、どうした事でしょうか私。