尼崎ローカル日記

尼は故郷でもあり、鍛錬の道場でもあり、楽園でもある。

戦争と平和

2005-08-06 22:09:18 | Weblog
今日は広島に原爆が投下され、多くの犠牲者を出した忌まわしい日です。

すべてが「戦争」が原因です。

あれから60年の歳月が流れましたが、いまだに
核の脅威から逃れられる生活はできません。

あの日と同じ状況を繰り返す危険性はあるのです。
もっと広島の「平和宣言」が広く世界に伝わらねば、
いつまでも、不幸の原因である戦争の火種は消えません。

かのトルストイの「戦争と平和」では
「歴史というものは民衆がつくるものであって、一人の英雄がつくるものではない」
と言う。

この小説の主人公アンドレイ公爵は銃弾に倒れた横をナポレオンが通った。
でも英雄であるナポレオンも小さい存在でしかない。

この無限の大空以外は空虚なのだ。

ロシア砲兵とフランス兵の戦いで、
「猛然と戦い、より自分を惜しまない方が勝つ」

歴史はロシアに勝利をもたらした。

「戦いは、勝つとかたく決意したほうが勝つ」

だとしたら、平和に動く人たちをささえてこそ、戦争は阻止できる。

最後は正義が勝たないといけない。ね、小泉さん。