ダムの奏でる

起シ又川砂防ダム

起シ又川(おこしまたがわ)砂防ダム

 淀川水系姉川支流起し又川 滋賀県米原市

 訪問日 2024/6/7

 

 Googleマップを見ると、姉川ダムの東1.5kmほどの所に『起し又堰堤』という堰堤があります。貼り付けられている写真を見ると砂防ダムの様に見えますが、ネット検索しても資料が見当たりません。近いことですし、ちょっと行ってみました。
 県道40号から脇道に入ります。舗装されていますが、狭く普通車では木の枝で擦ってしまうでしょう。所々落石あり。ドキドキしながら到着。
 まずは堤体横へ。5mほど藪漕ぎしました。堤体内は立入禁止。フェンスの上から背伸びして、上流面・下流面を撮影するも、代り映えせず。
 次は、ダム下に戻り、『じゃくやはし』から下流面を眺めながら左岸へ歩きます。右岸にかなり立派な魚道があり、副ダムを備えたカッコイイ姿です。流れ落ちる水も涼しげ。バルブからの放流もあり。堤体のどこかに銘板があるのではないかと探したのですが、見つけられず。「まぁ、よくわからないけどいい堤体を見たなぁ」と満足いたしました。
 帰宅後、ネットで漸く滋賀県の資料『構造物重要水防箇所』を見つけたところ、(2)砂防ダム・砂防堰堤調書の項に、「堤高20.0、堤頂長78.0、提体積16,800」の記載があり、砂防ダムであることが分かりました。
 また、写真で銘板も本ダムの右岸下流面にあることが分かりましたが、何と記載されていたかは分かりませんでした。

 


下流に架かる『じゃくやはし』から

 


本ダムの水通しを望遠で

 


副ダムの水通しを望遠で

 


立派な魚道だが、水は流れていなかった

 


本ダムの下流面

 


このバルブからも放流されていた

 


スローシャッターで

 


副ダム脇から下流を眺める

 


左岸から見た魚道

 


右岸脇からの下流面  手前に小さく銘板があったが、読み取れない

 


右岸からの天端

 


ダム湖を眺める  手前の壁は魚道かな?

 


『じゃくやはし』とは、漢字でどう書くのだろうか?  かわいいキャラクター

 


多分、砂防ダムも同時期に建設されたのではないかと思う

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