鴛(おしどり)の民話 (新潟県)
昔、ひとりの猟師(りょうし)がオスのカモを取り、鍋(なべ)にして食べました。
次の日、カモのメスが戸口で死んでいたので、きのうのオスのつれ合いだろうと、これも食べてしまいました。
その夜、メスガモの亡霊(ぼうれい)が出てきたので、猟師の女房が神様に祈ると、
「カモの夫婦は、どちらかが死ぬと、残ったほうも生きてはいない、きずなの強いものなのだ。」というお告げです。
かわいそうなことをした・・・と、猟師と女房は身をしず沈め、そしてオシドリ夫婦になったそうです。新潟の民話です。
放れ鴛(おし) ひとすねすねて 眠りけり 一茶
昔、ひとりの猟師(りょうし)がオスのカモを取り、鍋(なべ)にして食べました。
次の日、カモのメスが戸口で死んでいたので、きのうのオスのつれ合いだろうと、これも食べてしまいました。
その夜、メスガモの亡霊(ぼうれい)が出てきたので、猟師の女房が神様に祈ると、
「カモの夫婦は、どちらかが死ぬと、残ったほうも生きてはいない、きずなの強いものなのだ。」というお告げです。
かわいそうなことをした・・・と、猟師と女房は身をしず沈め、そしてオシドリ夫婦になったそうです。新潟の民話です。
放れ鴛(おし) ひとすねすねて 眠りけり 一茶
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