またまた続きです(笑)。
「エンジェル」について一昨日も記しましたが、演劇や映画、音楽などのエンタテインメント、ショービジネス界へのものから選挙候補者(アメリカ大統領など)や事業に至るまでの出資者や後援者のことを指すのですが、応援をされる側にとって彼等はあたかも天使のような存在であることからそう呼ばれているようです。
実は、私エンジェルと言う単語にこの意味のあることをすっかり失念してしまっていて今回久し振りに思い出したのですが、初めて知ったのはさかのぼること約20年前当時日本に定住し活動されていらっしゃったエラ、サラ、カーメンの伴奏者としても知られるピアニストのドン・アブニーさんからでした。
その頃のドンさんは腎臓疾患による活動休止を余儀なくされていらっしゃいましたので彼を慕うミュージシャンやシンガー達がチャリティー・コンサートを企画開催することになり私もそのお手伝いをさせて頂きました。その準備の最中のある日、ドンさんファミリーとシンガーのY.K.さんとご一緒した際に彼が「Y.さん、あなたは私のエンジェルです。本当に感謝しています。ありがとう!」と仰ったのです。私にはその意味が分からなかったので率直にお聞きしたら前述通りのことを教えて下さいました。Y.さんとギタリストのご主人夫妻が敬愛するドンさんの日本での活動に多大なご尽力をされていたのを存じ上げていましたので、その言葉の持つ意味合いと美しい響きに感激して胸が熱くなり、同時にそのように言って頂けたY.さんを心から羨ましく思いました。
温かい善意のコンサートが盛況裏のうちに終わりしばらくしてからドンさんは帰国され娘さんが医者として勤務されていたロスの病院に入院されていらっしゃいましたが残念ながらその後ご逝去されました。
実は、私も当時ドンさんのレッスンを受けておりました。でも、その頃の私と言ったら発声法も呼吸法も体得出来ていない“下手の横好き”だけのチョ~劣等生(笑)でしたので今思い出しただけでも冷や汗ものです(苦笑)。唯一発音だけは誉めて頂きましたが、他には何一つなかったので無理して仰って下さったのかも知れません(笑)。でも、スゴく嬉しかったです!
その後も「こんなに私は歌が好きなので諦めるなんて出来ない!やれる所までやってみる!」の一念で辛くて切ない長い長い試行錯誤の道のりを一人で続けて来ました。そして、その踏ん張りを経た今「やっとのことでシンガーとしてまぁまぁの体(てい)を成して来れたんじゃない?」と自分に甘い採点をして上げたいと思います(笑)。
ドンさんがもしまだご存命でいらっしゃったら今年89歳・・、叶わなかった夢ですが今なら同じステージで私のために伴奏をして頂けましたでしょうか?
「エンジェル」について一昨日も記しましたが、演劇や映画、音楽などのエンタテインメント、ショービジネス界へのものから選挙候補者(アメリカ大統領など)や事業に至るまでの出資者や後援者のことを指すのですが、応援をされる側にとって彼等はあたかも天使のような存在であることからそう呼ばれているようです。
実は、私エンジェルと言う単語にこの意味のあることをすっかり失念してしまっていて今回久し振りに思い出したのですが、初めて知ったのはさかのぼること約20年前当時日本に定住し活動されていらっしゃったエラ、サラ、カーメンの伴奏者としても知られるピアニストのドン・アブニーさんからでした。
その頃のドンさんは腎臓疾患による活動休止を余儀なくされていらっしゃいましたので彼を慕うミュージシャンやシンガー達がチャリティー・コンサートを企画開催することになり私もそのお手伝いをさせて頂きました。その準備の最中のある日、ドンさんファミリーとシンガーのY.K.さんとご一緒した際に彼が「Y.さん、あなたは私のエンジェルです。本当に感謝しています。ありがとう!」と仰ったのです。私にはその意味が分からなかったので率直にお聞きしたら前述通りのことを教えて下さいました。Y.さんとギタリストのご主人夫妻が敬愛するドンさんの日本での活動に多大なご尽力をされていたのを存じ上げていましたので、その言葉の持つ意味合いと美しい響きに感激して胸が熱くなり、同時にそのように言って頂けたY.さんを心から羨ましく思いました。
温かい善意のコンサートが盛況裏のうちに終わりしばらくしてからドンさんは帰国され娘さんが医者として勤務されていたロスの病院に入院されていらっしゃいましたが残念ながらその後ご逝去されました。
実は、私も当時ドンさんのレッスンを受けておりました。でも、その頃の私と言ったら発声法も呼吸法も体得出来ていない“下手の横好き”だけのチョ~劣等生(笑)でしたので今思い出しただけでも冷や汗ものです(苦笑)。唯一発音だけは誉めて頂きましたが、他には何一つなかったので無理して仰って下さったのかも知れません(笑)。でも、スゴく嬉しかったです!
その後も「こんなに私は歌が好きなので諦めるなんて出来ない!やれる所までやってみる!」の一念で辛くて切ない長い長い試行錯誤の道のりを一人で続けて来ました。そして、その踏ん張りを経た今「やっとのことでシンガーとしてまぁまぁの体(てい)を成して来れたんじゃない?」と自分に甘い採点をして上げたいと思います(笑)。
ドンさんがもしまだご存命でいらっしゃったら今年89歳・・、叶わなかった夢ですが今なら同じステージで私のために伴奏をして頂けましたでしょうか?