さとね便り

山梨の巨峰農家の主婦・野菜ソムリエが、農の楽しみと里山でのベジ&フル・ライフをご紹介

袋掛けしました。

2010-07-05 22:51:58 | ぶどう畑
種ありの巨峰は、さとねのぶどう園の中では一番南にあるので、成長が早いため、例年では6月の最終か7月の頭に袋掛けをします。



これが袋掛け直前の種あり巨峰の房です。
粒が少し長細く、卵型なのが特徴です。
この粒が、後2か月弱の間に、更に一回り大きく張って、濃い黒紫色に熟します。



こんな状態の房が、たわわにぶら下がっているぶどう園。
この房の1つ1つを、紙袋ですっぽりと包んで、収穫まで守ります。



全て袋が掛かったぶどう園は、こんな感じです。

巨峰農家にとって、この光景ほどほっとするものは無いのですが、実はこの光景ほど焦るものもないのです。
安心するのは、自分のぶどう園の袋掛けが終わったとき。
逆に、まわりの園がどんどん袋掛けを終えていくのに、自分の園だけがまだだったりすると、これは焦るんですよね。

何はともあれ、ここだけは無事袋掛けが完了しました。

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