去年の11月28日、勝てば大学選手権出場、負ければ入れ替え戦という状況で迎えた
法大ラグビーの最終戦が熊谷ラグビー場での流経大戦だった。
今季の法大の初戦が奇しくも熊谷での流経大戦である。
流経大はリーグ戦グループの優勝候補である。
法政は怪我人も多く、詳しくことはわからないが謹慎中の選手もいるようで、
ベストメンバーではない。
試合前の練習をちらっと見たが、流経大に比べ声が出ていないのが気になった。
強風の中試合が始まりました。パワーに勝る流経大はNO8のイシレリ選手を
中心に法政陣に攻め込みますが、法大ディフェンスも独走は許さず、相手の
ミスもあり、前半の20分くらいまではPG1本の3点に抑えて、このまま
の点差で後半に行けば後半はキックで陣地が稼げるのでいけるかもしれないと
思いましたが、この後2本のトライを許し、
前半は0-17で終了。
竹下選手も本調子でなかったのかアタックがあっさり止められるケースが
目立ちました。
前半の流経大のディフェンスを見て、後半は早い段階で得点をあげて、勢いを
つけないと逆転はできないという感じがしました。
選手もそれをわかっているのか後半が始まると積極的に攻撃しますが、
ロングゲインもできず、連続攻撃も封じられ、後半20分近くになって、
やっとPGで3点を返しましたが、ここまででした。
選手交代で流れを変えようとしましたが、流経のディフェンスは最後まで
機能しており、トライを取れる雰囲気もなく
法大3-29流経大
で完敗でした。
内容的にはキックミス、ハンドリングミス等が目立ちましたが、なぜが
昨年のような試合が終わった後の後味の悪い感じはありませでした。
現状の戦力なかでよく戦ったという印象があったからでしょうか?
流経の選手は体格が法政とは違います。近年の帝京や東海と同じように
フィットネスをしっかりしているのが体付きを見ればわかります。
今のラグビーはパワーとスピードを備えて、簡単怪我をしない
体を作れる選手が多いチームが上位になるということでしょうか。
来週の東海大戦も厳しい戦いになるでしょうか、今年は勝つチャンスは
十分あるはずです。
来週も秩父宮に応援に行きます。