徒然なるままに

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バックアップファイルインデックス化アプライアンス

2006-01-29 | Storage
バックアップ用テープドライブのフロントエンドとなり、バックアップファイルのインデックスを
作成してくれるアプライアンス:

Index Engines Inc.
 http://www.indexengines.com/index.htm
Product - Enterprise Search Appliance:
 http://www.indexengines.com/product_enterprise_search_appliance.htm
の図を見ると解るけど、ストレージ (ファイルサーバ・メールサーバ) とテープドライバの間
に設置して、バックアップの時にストレージからテープドライブにデータが流れる際に、
インデックスを作成する 1Uサイズの箱モノ (アプライアンス)。
 特徴:
  透過的運用 :データ経路にアプライアンスを追加するだけ
          エンドユーザ側システム変更の必要無し
  認証    :Active Directory
  速度    :MS Office文章を 70MB/secondでインデックス化
         1アプライアンスで最大 5TBのファイル/メールに対応
         1TBの非構造化データのインデックスで 80GB(概算)
         内蔵ディスクは RAID-10構成
         AMD Opteronを搭載した Linuxサーバ
  対応ファイル:80種類以上(tar, zip, gzip, Microsoft Exchage mailboxに対応)
  ファイル数 :400万または 1,600万ファイル(Office文章換算):2モデル
          最大 64アプライアンスのクラスター構成が可能
           320TBまで対応可能
  使用方法 :LANでのアクセス、ブラウザー経由でのサーチ
          Product - Tour:
          http://www.indexengines.com/product_tour.htm
  互換性   :Legato, Veritas, Tivoliの圧縮・マルチサーバ・マルチ・テープにも対応
         :Network Appliance, EMC Celerraの NDMPにも対応
  接続    :ストレージ側は SAN
          テープ側は SCSIまたは Fibre Channel
          ※テープ用 FC/SCSI変換アプライアンスも兼ねられる感じ
  設置等   :設置マニュアルは 7ページ (30分程度で設置可能とのこと)
          SNMPによるモニターリング可能
  カスタマイズ:Software Development Kitを発売

 どうやら Windowsにしかサポートしていない様子です(Windows ACLに対応)。


この会社のトップ 2名 (CEO, CTO) は、1990年に CrosStor Softwareを共同で創設し、
2000年に EMCに売却後、2001年には Tacit Networksに投資を行い、2003年に
Index Engines Inc.を創設しました。

日本語には対応していないので、国内代理店は未だなさそうです。
現時点では英語のみのサポートで残念ですが、階層化ストレージよりもお手軽そうなので、
魅力を感じます。両者は目的が違いますが、Index Enginesは検索結果をクリックすると、
バックアップソフトを起動してファイルを取ってきてくれるので便利そうです。


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