tons of knots

からだや頭の凝りをもみほぐして、人との絆や結び目がたくさん出来るといいね。
Innovation To Survive

Post Corona Life コロナ後の世界(その1:情けは人のためならず、だね。)

2020-05-30 06:00:20 | 払暁半刻
  新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されて数日。飲食店や飲み屋さんの営業はやっと再開できたけれど、コロナが消えたわけでもなし、事実、北海道や北九州では発症者数がまた増えている。(もともと緊急事態宣言はウイルス撲滅を目指したものではなくて、医療崩壊を防ぐためだから、感染者数をできるだけ減らすのが目的。再度増加傾向になってもその数を抑えようというのがもともとの発想。)
だから、今は感染のリスクが多少減った程度で、日常のマスク着用、三密回避はまだまだ続けなくてはいけないことに変わりはない。
  問題はそういう場合の、一人一人の気持ちの持ち様。ことは起こりはウイルスが原因であって、人じゃないから、変な怒りを周囲の人にぶつけてもこの事態は解決しない。ここは一つ、自分の気持ちの強さ、ガッツのあるところを試すつもりで、グッとこらえて周囲の人を気遣うのが一番人間らしくていい。
  古いタイプの人間は、自分は感染していないのだから、人からうつされないようにしようという発想。(自分は悪くない、悪いのは他人だぁ、の発想)。今回の新型コロナはちょっと事情が違う。感染していても発症しない人が大勢いるらしい。であれば発想を転換してみる。自分にうつされないようにするためにも、まずは「自分が人にうつさないようにする」にはどうすればいいかを考える。何もあえて自分を悪者にしろと言っているわけではないけれど、自分にできる範囲のことで今すぐ出来ることは何か?と考えてみる。この発想であれば、マスクを着け、手洗いをし、相手に近づき過ぎないようにするのは自分のためでもあり、友達や家族のためでもある。世のみんながこうしてゆけば、結局は感染が抑制されて、自分が感染する確率も下がる。コロナ後は「友達や家族のために何かすれば、自分もハッピーになれる」という発想からスタートさせる。多分、その方が気持ちも楽だし、人の役に立ってる感もあって、結局、世間全体の効果も大きい。
  何だ!そんなんじゃ何時になったら自分のためになるんだよぉ、俺は一人で生きてるんだ、他人のことなど構ってられるか!! という人もきっといると思うけど、そういう人はこの世の中では行けてゆけない。そんなに一人で生きてると思うんなら、自分が食うものも自分で作って育てて料理して、毎朝自分が出す「くそ」も自分で処理してから、「俺は一人で生きてる」と言ってほしい。(あぁ、こういうときは、どういうわけか言葉が過激になる。ご容赦あれ)   
  とにかく、今回の新型コロナウイルスの騒ぎは、一人一人が、生き方(いろんなことへの行き方でもある)、周囲の人に対する姿勢や、自分に対する気持ちの強さが試されているんだと思う。ここで、へばったり、あきらめたり、恐れたり、自暴自棄になったり、自己チューになったりすると、自分も倒れるし、友達も家族も倒れる。




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