今回の釣行記は、関東最大の広さを誇る管理釣り場東山湖フィッシングエリアでの数釣り攻略法です。このエリアに来たのは、約10年前にカンツリを始めて以来2回目です。正午から日没まで釣りをしてきました。
水質はアオミドロ系のマッディです。透明度は20センチくらいです。
日本一の山「富士山」を背景とするロケーションは抜群です。大自然の中のエリアなので、管理釣り場に居ることを忘れてしまいそうな感覚になります。東名高速御殿場インターチェンジから、ものの3分で釣り場に着くというアクセスのよさもいいですね!
桟橋があるので、ポンドの真ん中でも釣りができます。フライには最適です。
それでは、当日の実釣の模様を書いてみます。
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10年ぶりの2回目なので、まずは状況把握をするために、テンカラのようなルアー(最近このようなものが出回っている)で竿下付近の状況をみる。バイト多発で足元付近に魚がウジャウジャいる感じ。しばしテンカラで遊ぶ。竿下付近の状況を知るためには、テンカラは非常に有効なルアーだ。
次に、20~30メートル沖の状況を把握するために、爆釣ルアー・クレイジーボムを使ってみる。沖の活性もかなりよく、バイト多発で爆釣となる。しばしボムで遊ぶ。これで、このエリアでは、竿下から沖まで魚がウジャウジャいることが分かった。
次は、本命スプーンの出番。まずは、パイロットルアー(ファクター1.2グラム)を遠投してカウントダウンでレンジを探る。このルアーだとボトムまでのカウントは10。表層から4カウントでバイトあり。中層を狙うがこの1回以外バイトなし。
ボトムでもバイトがあったので、ルアーを着底させて、やや巻き上げる感じでリトリーブしてようやくスプーンで1匹目ゲット! その後が続かない。カラーローテーションしてもバイトなし。違う種類のスプーンにチェンジしてもバイトなし。この時点で、昼過ぎのピーカン無風では、まだスプーンの活性になっていないと判断。
釣れない釣りはつまらないので、本命スプーンに執着することなく、ネオスタイルの縦釣りを試してみた。縦釣り鉄板、キメラ0.5グラムでズル引きをするもバイトなし。根がかりが多いので、巻きフォールに変えて連続ゲット! しばし巻きフォールで遊ぶ。
そこそこ釣れて遊んだので、再度、本命スプーンに変える。ようやくスプーンに反応するようになってきたが、同じスプーンだとバイトが続かない。カラーローテーションで色を変える度に1匹ずつゲット! これぞというヒットルアーが見つからない。東山湖のニジマスはお利口さんかも・・・
スプーンではコンスタントにバイトがないので、再び縦釣りであそぶことにした。テンカラで竿下に魚がウジャウジャいることは確認済みなので、今度はエアー0.18グラムで足元から5メートル位の近場を狙う。エアーは沈降速度が遅くアピール度が高いので、キメラより効率よく釣れる。但し、超軽量のため遠投はできない。
太陽が西に傾き、ライズが見られるようになったので、本命スプーン(今度はルーパー1.7グラム)にチェンジ。待ちに待ったスプーンのゴールデンタイムの到来! 沖でライズがあるので遠投の表層パターンで攻める。爆釣とはいかないまでも、反応はよくそこそこ楽しめた。しかし、スプーンのゴールデンタイムは僅か1時間少々で終わってしまった。その後、ライズはあるものの、何をしても全く反応なし。
夕陽も沈みかけて薄暗くなってきた。この状況下ではクランクベイトが強い。クランクベイトなら反応がありバイトもある。しばしクランクベイトで遊んでいると、日没寸前で超大物がヒット。慎重にやりとりするも魚が突然突っ走り、ドラグが対応できずに痛恨のラインブレイク。ショックリーダーの真ん中あたりが切れていた。
キリがいいので納竿とした。
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以上、東山湖フィッシングエリアの実釣報告でした。
10年ぶりの2回目の釣行だったので、釣れパターンを掴むのが難しかったですね。状況把握から釣れパターンへの組み立てがイマイチだったような気がします。スプーンタイムが1時間しか続かないというのは、何かが足りなかったのでしょう。
釣果としては、スプーンで約20匹。縦釣りで約30匹。その他諸々。大物賞は約50センチの体高のある変な子持ちニジマス???
● 本日の大物賞! これってニジマスかな~???
ホームグラウンドではないエリアでは、まず状況把握をして、釣れパターンを探り、釣りの組み立て方を考えるのが楽しいですね!
● ヒットルアー
左側から、ルーパー1.7グラム、ファクター1.2グラム、エアー&キメラ
釣れるルアー、釣れる色ってあるんですよ~!