コゲのブログ

三浦海岸金田湾のシロギスの船釣り/夏季特別合宿

8月下旬の残暑の中、恒例の夏季特別合宿が行われました。主催はゴルフの会なのですが、何故か夏場に一泊で釣り合宿が行われます。私はゴルフはしないので、毎年、特別参加させて頂いています。

三浦海岸から観音崎寄りの金田湾より仕立て船で出港します。釣り物は、夏の風物詩のシロギスです。シロギスは引き味がよく、美味しい魚です。釣ってヨシ食べてヨシです。難しい釣りではないので、誰でも初心者でも釣れるところがいいですね!

私は、船酔いが酷くて最初お誘いがあった時には、釣りには参加しませんでした。なにしろ幼少より車酔いが酷いもので、当然船酔いも酷いと思い込んでいました。話を聞いていると、湾内の比較的波のないところで釣るので、船酔いの心配はまずないとのことでした。

2回目からは、勇気を持って人生初の船釣りに挑戦してみました。アネロンという酔い止め薬を飲んで乗船したところ、全く酔わずに釣りに集中することが出来ました。私が、乗り物酔いに強くなったのか、酔い止め薬の効果なのかは分かりません。

乗船前に酔い止めとして、泡盛を一口ずつ飲むのが恒例となっています。五臓六腑にしみわたる感じがします。泡盛を飲んで、勢いをつけていざ出陣となります。

ところが、今年は台風16号と17号が接近しており、海を眺めるとかなりのうねりがありました。普段ならシロギス狙いの手漕ぎボートが沢山出ているのに、1隻も見当たりませんでした。貸しボート店がうねりのために休業していたようです。

こんな状況で出船したら確実に船酔いすると思いました。船頭が言うには、うねりの比較的少ない沖合に出るとのことでした。ますます不安になりました。ここまできたら、まな板の鯉。乗船するしかありません。船酔いしたらそれまでのことと割り切りました。

船釣り名人に、朝食は抜いた方がよいと言われました。酔い止めを飲んで、朝食を抜いて、恒例の泡盛を飲んで乗船しました。確かにいつもより船は揺れていましたが、ポイントに着くまではそんなにひどい揺れではありませんでした。ポイントに着いたら上下の揺れがやや強くなりました。

船酔いのことばかり気にするより釣りに来たのだから、釣ることに集中しようと思いました。船が上下に揺れ、やや強い風が吹いていたので、船釣り初心者としては釣りづらい状況でした。こういう場合、どのようにして釣ればよいのか、試行錯誤するもアタリがありませんでした。

釣れてる人の穂先を見ていたら、ほとんど動いていないのです。天秤を着底させて道糸を張っていると船の揺れに合わせて穂先が常に上下してしまいます。常時大きな誘いをかけている状態です。これでは魚もエサを追いきれないのではないかと思いました。

そこでひらめきました。天秤は着底させたままにした方が魚がエサを食べやすいのではないかと。道糸を船の揺れの上下分だけ多めに出して、天秤が海底で上下しないようにしてみました。天秤が海底を船の動きに合わせて引きずられる状態です。たまに、誘いをかけてみました。

予想的中で、シロギスのプルプルっとしたアタリ。軽くアワセてようやく一匹目をゲット。その後もこの釣法で連続ゲット。一時は入れ食いモードになりました。

船の向きか、潮の流れが変わったのか、仕掛けが船の下に入ってしまうようになりました。この状態になってからアタリが全くなくなりました。後で名人に聞いたところ、仕掛けが船の下に入るときには、潮上に向かって仕掛けをチョイ投げするとよいとのことでした。

この頃になると、船酔いのことは忘れて釣りに夢中になっていました。そうこうしているちに納竿の時間となり無事帰港しました。船酔いした人は誰もいませんでした。

全く船酔いせずに、楽しく釣りをすることが出来ました。

宿に帰ってシャワーを浴びて一休みしてから、近くの食堂にみんなで恒例のかき氷を食べに行きました。そして、海岸の波打ち際で波とたわむれて遊びました。

食事は獲物のシロギスの天ぷらをとても美味しくいただきました。

夕食後に、みんなで海岸に行って恒例の花火大会をして童心に返りました。

今年も大変楽しい夏季特別合宿となりました。


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