高雄の3日目は、高雄駅から台湾鉄道に乗って各駅停車で30分弱の所にある屏東という所へ行ってきました。
屏東は台湾の南端部を占める屏東県の中で唯一の市、人口は20万人ほどです。見所が散在しているので、
駅前で公営のレンタサイクルを借りて見学します。
■慈鳳宮

・慈鳳宮正面
屏東駅から直ぐのところに建つ結構派手な装飾、色彩の廟です。

・慈鳳宮一階祭壇正面

・慈鳳宮一階祭壇の媽祖(天上聖母)
台湾で広く信仰されている漁業や航海の守護神である媽祖を祀っています。

・2階から見た廟の屋根の装飾
廟は5階まで登ることが出来、それぞれの階には異なる神様が祀られていますが、それを並べても興味がない人には
面白みもないと思うので省略です。代わりに屋根を彩る青龍の像を上げておきます。
■勝利星村(成功區)
台湾には日本統治時代に軍人宿舎として造られ、戦後に台湾軍人が住んだ眷村(軍人村)と呼ばれる区画が数多くありますが、
ここ屏東には区画ごとの街並みが残っています。(極めて稀な事例)。慈鳳宮から更に北へと進むと先ず現れるのが
勝利星村(成功區)です。

・勝利星村(成功區)のマップ
他の眷村と合わせて「勝利星村」創窓生活園區というコンセプトでリノヴェーションが続くエリアです。

・成功區の家並み

・ショップになっている家
■勝利星村(勝利區)
勝利星村(成功區)からさらに北に進みます。

・勝利星村(勝利區)のマップ
最も再生が進み、規模も一番大きな勝利星村です。

・勝利區の家並み

・勝利區の小路

・ショップ
勝利區の家々はショップになっているところが多く、食事処、喫茶店、本屋、小物やなど工夫を凝らしたお店が並んでいます。

・本屋を覘く猫

・壁に描かれたバス停

・このエリアのマスコット的な坊や
勝利區のいたるところに飾られているマスコット的な坊やです。それぞれいろいろなポーズや表情が楽しめます。
■廃墟
勝利星村(勝利區)のすぐ西に隣接したエリアは、あえて修復、再生を行わずに残した廃墟が並んでいます。

・廃墟の様子

・廃墟の様子
■勝利星村(通海區)
勝利區から東へ移動すると現れる勝利星村です。

・勝利星村(通海區)のマップ
このようににマップは用意されていますが、未だ家並みのリノヴェーションが進んでいるようで実際には家並みの中には
入ることはできませんでした。

・周辺の道から覗き込んだ通海區の家並み
■阿猴城東門(朝陽門)

・阿猴城東門(東側)

・阿猴城東門(西側)
1836年に建設された匪賊の襲撃から街を防御するための阿猴城、その中で唯一現存する門です。元々は城塞の一部
だったのだろうと思いますが、現在は本当に門だけがぽつんと残されています。
■屏東夜市
本当なら見学で夕方まで時間を潰してこの屏東夜市で晩御飯にする予定だったんですが、意外に見学が早く進んでしまったので、
ちょっとだけ夜市の雰囲気を覗きに立ち寄りました。

・夜市の様子

・夜市の様子
屏東夜市は細い道の両側に屋台ではなく店舗を構えているので、夕方にならなくても営業しているお店が多いようです。
すごくいい雰囲気なので実際に晩御飯を食べた館ですが、諦めて暑さしのぎの愛玉を食べて引き上げました。
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