Fate/Grand Order

「馬鹿騒ぎも明日で終わりそうだな……」

「……一応、FGOのイベントは、ここからが本番なんで……」

「話は終いだろう？」

「イベント交換アイテム用の賑やかしクエストがあったり、超難易度クエストがあったりするんですよ」

「面倒な……その手の雑事は、お前に任せる……」

「そうは如何ぞ、人斬りサークル共！

イベントボーナスで攻撃力の上がっとる、貴様らは率先して参加してもらうぞ！」

「織田の……

参加しねぇとは言ってねえぞ？」

「さっき任せるって言いましたけど？」

「よく考えてみろ……

どういう訳か、俺はバーサーカーとして召喚されてんだ……

NP効率や宝具も『周回』には向いてねぇ」

「……演出見る限りだと、対軍宝具と言っても不思議じゃないがのぉ……」

「確かに……正直、HPの調整のチキンレース宝具ですもんね……」

「不確実な要素で事故るのは勝手だが……

『周回』効率を考えるのなら、俺をわざわざ入れる必要はねぇだろ？」

「う～ん……」

「確かに……」

「だから、面倒な雑事に呼ばれることはねぇから、沖田に任す。

てぇ、訳だ」

「うぐ……」

「バ、バーサーカーにぐうの音も出ない……」

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「バーサーカーなんだけど、新撰組への執念が狂気になった英霊だから、意思疎通が可能なのね……

ある意味、ナイチンゲールさんと一緒かぁ……」

「☆５のバーサーカーは意外に意思を持ってる人多いよね」

「あれなのかしら？

ドラゴンボールの大猿変身と同じで、狂化されても、一定の戦闘力を持っていれば意識を保てるってことなのかな？」

「その理屈で行くと、ヘラクレスは超理性を保つよ？」

「あ……そうか」

「まあ、バーサーカーじゃなくてもバーサーカーみたいな人がいっぱいいるし……

一概に『狂化』が他人との意思疎通を妨害しているわけじゃないと思うよ」

「あー……そうね……みんな、どこかズレてるもんねー」