TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

偽典・ロードス島戦記

2019年05月05日 12時08分01秒 | 妄想TRPGリプレイ

「原作だとアジトにはオーガとダークエルフがいたな?」

「ダークエルフ!?

不倶戴天の敵でいいのかしら?」

「妖魔にくくられるモンスターだから、人類全部の敵だな。

フォーセリアサーガすべてに言えるんだが、フォーセリア以外の異世界の概念の説明がほとんど無いんだよな〜」

「魔界とか妖精界とか、リプレイにでてきてたような気がするんだけど?」

「概念だけだね。

フォーセリアサーガは『時空』は超えないからなぁ。

じゃ、先を進めるよ。

屋敷の敷地には君たち以外の気配は感知できないよ」

「敷地には何があるんだ?」

「メインの屋敷と使用人宿舎、厩舎。

庭には、迷路と池がある」

「別荘だったのよね?」

「地方から出てきた領主のアラン用の宿舎かな?」

「借金の方に差し押さえられたのに、よく入れたなぁ……

立入禁止になってなかったのか?」

「なってたよ?

屋敷の周囲は堀になってて、橋がかかってるはずなんだけど、外されてる」

「?

そんな描写なかったわよね?」

「忘れてました」

「あら?」

「堀があって、橋がかかってないと普通は、入れないなぁ……

どうやって入ったんだろう?」

「まあ、なんとかしたんでしょう。

(幅4メートル、深さ2メートルの堀だから、泳いで渡るしか無いんだけど……水面の高さが1mあったから、グララン殺しの堀だったんだがなぁ)」

「GMが悶ているなぁ」

「碌でもない罠でもあったんじゃないの?

デンキウナギでも放っていたのかしら?」

「いえ、普通に深いだけで大変よ?

とりあえず、面倒なく越えられたのですから……?

……?

ここに出入りしていた人影は、どうやってここに入っていたのかしら?」

「……入り口の捜索は失敗しているから、わからないなぁ。

他に出入り口があるのか?

ま、いいか屋敷に入ってみようか?」

「扉の罠とか仕掛けとか、鍵とか盗賊基本セットで調べろよ」

「盗賊らしい仕事を初めてやる!」

知覚(捜索LV0)35ーー57……

操作(解錠LV0+シーブスキット+10)49ーー87……

「開かない」

「テメー、500GP返せよ!」

「窓割って、侵入しましょうか?」

「空いてる場所を手分けして探しましょう。

窓割るのは最後の手段よ。

一応、管理者がいるんだから」

「管理者って借金取りか?

どっかの貴族とか?」

「君は、聞き込みしてるから知っててもいいか。

盗賊ギルドだね」

「!?」

「なに!?」

「盗賊ギルドなら、ギルドで情報もらえるんじゃないの?」

「それができないから、調べに来てると思ったんだけど?

……確か、非合法組織になってるんだっけ?」

「暗殺やら麻薬やら碌でもない組織だよ。

そこが管理してんの?

完全にテロ組織のアジトじゃないか?」

「いや、そこじゃないよ?

『そこに人がいない』ことが問題だ。

アジトを引き払った後だとしたら、今まさに暗殺やら誘拐実行中なんじゃないか!?」

「え!?

じゃあ、領主に報告に行こうよ!」

「待て待て、証拠がないよ。

憶測で動きたくはないな……

……捜索を続けるしかないな」

「その推理が正しいのなら、ここには誰も居ないんじゃないの?

手分けして捜索しましょう!」

「証拠隠滅はされているだろうけどね……

ボクとイリーナで屋敷を捜索するから、厩舎と使用人宿舎の方をお願い!

鍵開いてなかったら、窓割っていいよ。

責任はボク……の上司が取る!」

「お前じゃないんかい!」

「ボクはニンゲンじゃないから、責任は負えないよ!」

「一応、冒険者なら自分のやったことの責任は自分で取れよ!」

「雇われたんだから、それは当然よね?」

「というか、君がメインの依頼ではなかったか?」

「あ、あれ?

今日は分が悪いぞ!?」

「ま、こういう事があってもいいだろ?

と、言うか少し懲りたほうがいいぞ?」

「何を懲りろと!?」

「人生とか」

「運命とか」

「因果とか?」

「……みんな、ほとんど同じ意味だな」

「ひどいや、みんな!!」

「よーし、派手にいこうか!」

「ふふ、ティンダーが火を吹くわ!」

「MATTE!!

エンジョウハさすがにヤバイ!!」

ーー続くかなぁ(笑)



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