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【「サハリン2」長崎初入港】

2010-08-19 07:37:48 | Weblog
「サハリン21・8500トン」生産LNGタンカー
ロシア極東のサハリン州沖でのエネルギー開発事業「サハリン2」で生産された液化天然ガス(LNG)を運搬するタンカーが初めて西部ガス長崎工場に着いた。
三井物産や三菱商事、国際石油資本ロイヤル・ダッチ・シェルが出資する資源開発会社と契約を結んだ。
 LNGは、二酸化炭素(CO2)排出量が石油や石炭より少ないため世界的に需要が高まっている。

同社は本年度から2027年度までサハリン2から毎年1回、8500トンのLNGを同工場に調達する計画で、安定的な供給につなげる。西部ガスが直接、調達するのは2カ国目。
 年間受け入れ量は、標準的な家庭の年間ガス使用量に換算すると、約3万7千世帯分に相当。一般家庭に供給する同工場の年間取扱量の約1割に当たる。
 西部ガスは、原料の6割近くを輸入しているマレーシアから10年度計画では37万7千トンを調達予定。ほかに北九州エル・エヌ・ジー(北九州市)、大分エル・エヌ・ジー(大分市)から海外産LNGを受け入れている。
 サハリン2のLNG推定埋蔵量は約3億4千万トンと豊富で、年間最大960万トンの生産能力を持つ。 日本からの距離が比較的近く、東京、東邦、大阪、広島の各ガス会社のほか各電力会社も購入契約を締結。 昨年、東京電力と東京ガスが共同運営する袖ケ浦基地(千葉県)に国内第1便のタンカーが入港した。


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