
こんにちは。尾高友義です。
雑誌の占いのページって、何となく読んでしまいませんか?それから街でも見かける占い屋さん。恋に仕事に悩むとついつい占って欲しくなっちゃいますよね。
そんなの信じてないよ。という方もいらっしゃいますが、たいていの方が最初は「本当に当たるのかな?」と興味本位でお店に入っていきます。
そんな遊び心で入ったところ、占ってくれる占い師さんに名前や生年月日を言っただけでズバズバと言い当てられると、「占いって当たるんだ!」という風になっていきます。
特に女性は男性に比べると現実主義な思考のわりに、占いなんかはやけに信じてしまう人が多いようです。苦しい恋愛をした時に、狂ったように占い師さんのところへ行って占ってもらう女性もいます。
今回は女性が何故占いにハマってしまうのか、お話させて頂ければと思います。
なぜ女性は占って欲しくなるのか
人は誰かに話を聞いてもらったり、自分の気持ちを理解してもらえると安心するという心理を持っています。
自分の存在を認めてもらえたという安心感です。それを一役買っているのが占い師さんの存在なのです。行った先の占い師さんに良いことを言われるとホッとしたり嬉しくなったりした経験がある方も多いのではないでしょうか。
弱った時につい足を運んでしまうのも、安心を手に入れたいからというのが一番なのかもしれませんね。
不安な気持ちを抑えきれず誰かに聞いて欲しくて相談したくて、そこで占い師さんのところへ行ってしまいます。
占いで1番多い相談は、恋愛のことだそうです。
「片思いの彼は私のことをどう思っていますか」
「うん、そうね。あなたのことは可愛いと思っているわよ」
たったその一言だけで安心感と幸福感を得ることができます。
仮に「あなたのことは何とも思っていないみたい」などど言われようものなら、「きっとさっきの占い師さんは当たらない人なんだ」と決め付けて、占い屋さんをはしごする方もいるかもしれませんね。
結局その心理の根底にあるのは、“自分が言って欲しい答えが欲しい”だけなんですよね。これは占い好きというより、完全に“褒められたい”“認められたい”という承認欲求でしかありません。
ここが重要なポイントなのですが、占いで良いことを言われたら「気分が良く」なり、悪いことを言われたら「不安」になる。でも占いはそんなに単純なものではありません。良いことを言われたらそれが実現できるようにより努力をするべきだし、悪いことを言われたら回避できるように工夫しなければなりません。それを中途半端に都合の良い部分だけを受け取るから、間違った解釈をしてしまうのです。
自己流に解釈をしている人に限って、悪いことを言われたときに「どうしよう」とオロオロして、余計なことをしてより事態を悪化させてしまいがちです。例えば「冬」がくるとわかっていたら、コートを着てマフラーをして手袋をして防寒すれば、寒くありませんよね。いつもよりも慎重になればいいだけの話です。
悪いことを聞いて慌てている人は、冬になっても夏のタンクトップのままで「寒い!」と震えているのと同じことです。 もし占いで最悪なことを言われたとしても、それを回避する方法は必ずあるので安心してください。無駄に怖がることはないのです。
続きは次回☆