加藤の今日 2005 -Katoh Today-
リンク先で→“2005年06月のバックナンバー”→“06月03日 コマ劇場騒音事件”
この一件を知ったのはコサキンDEワァオ![TBS RADIO 954 kHz]を聞いていたときのこと。
まもなくシアターアプルで上演される
“カンコンキンシアター19 クドイ!」~つけ乳首にご用心!~”(座長・関根勤(ラビー))
“おすましでSHOW!」~20for…~”(座長・小堺一機(ムックン))
について、ラビー&ムックンが喋っていた。
その時、ムックンが「アプルで、結構音漏れが起こってるらしいね」というようなことを言っていたのだ。
気になって調べたところ、上記のサイトに出会った。
キャラメルボックスという劇団の制作総指揮&社長である加藤昌史さんが綴っている。
当然、劇団についての内容が中心となる。
問題の件については、相当の文章量になっているため、半端な引用はしないことにする。
ぜひご自分の目で読んでみていただきたい。
シアターアプルという劇場には一度だけ行ったことがある。
その時は、コマ劇場で公演があったかどうか覚えていないけれども、特に外の音が気になるということはなかった。
人気劇団の社長が、実名をさらしてこれだけのことを書くということは、相当に深刻な問題であったのだろうと思う。
しかも、その問題はいまだ根本的な解決を見ていない。
というより、もはや完全なる解決は不可能であるらしい。
“日本的な”という冠がつけられることの多い“事なかれ主義”。
その醜悪な例を垣間見て、腹が立ち、悲しくなった。
こうなってしまった以上、すべての関係者が傷つき、致命的な被害を受けることは避けられないだろう。
学生時代、芝居に片足を突っ込んでいた身として、祈る。
せめてこの一件が、日本演劇界の発展にとって無駄にならないことを。
自分の仕事に責任を持つ。誇りを持つ。熱意を持つ。
加藤さんの、熱く、しかしどこか醒めた(冷静さを忘れない)情熱を、
文章の端々に感じることができた。
非力な身ではあるけれども、
せめてこの一件を一人でも多くの人に知ってもらいたく、
ここに取り上げた。
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