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とみしゅう日記

痛みと共に

駒苫暴力発覚、優勝旗返還も覚悟… - nikkansports.com > アマチュア野球ニュース

不祥事は連鎖する、
というよりは連続して表出するものなのでしょうか。

中学の時、部活動で剣道をやっていました。
殴る蹴る、という激しいものではありませんでしたが、
顧問の教師から「体罰」を受けたことはあります。

といっても、トラウマになるようなものではなく、
こっちにしてみれば「怒られたな」という感覚です。

後遺症が残るような体罰は問題外だと思いますし、
理不尽な体罰も勘弁してくれよと思います。

ただ、あらゆる意味での体罰はすべて悪である、
とは限りません。
体の痛みと共に罪悪感を覚えさせる、
というやりかたにも一理あると思うからです。

体罰とは、それを行使する側と行使される側がいるわけで、
結局のところその両者の関係性において、
それが「悪」となるか「善」となるかが
決まるのではないでしょうか。

とはいえ、このご時世において、
教師の体罰はすべからく「悪」と見なされるでしょう。
父母からの抗議だけならまだしも、
裁判沙汰になるケースも多々あるかと思います。

かつては闇に閉ざされていた体罰が表出し、問題視される。
そのことで救われた人もたくさんいることでしょう。
それは素晴らしいことです。

しかし、教育という範疇から体罰を綺麗に腑分けすることは、
はたして可能なのでしょうか?

叱る側が、頬を叩いた手の痛みを忘れない限り、
叱られた側が、体と心の痛みとで涙を流す限り、
体罰の是非を、僕たちが真剣に考えていく限り、
簡単に解決してはいけない問題だと僕は思います。

<補足>
以上の内容をもって、
リンク先にある一件を肯定するつもりはありません。
体罰が取り上げられた最近の事例として取り上げただけです。

ちなみに以前の投稿では、
同様のケースを別の観点から取り上げています。
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