私の読書パターンは、かなり偏っていると思います。それもこれも「のめり込む性質」が災い(幸い?)してのことだと思います。それと「面白いものしか読みたくない!」というわがままもあって、広がっていかない原因になっているのだと反省したりして…。
なのでここのところ、よく本を読んでいる人の意見を聞いて、今後の読書の参考にするようになりました。それで気がついたのですが、世間では「若者の活字離れ」とか言ってますけど、私と同年代の人の方が読んでいなかったりするんです。「若者」の方がずっとたくさんの本を読んでる。ま、私の周りだけのリサーチ結果ですけど。
そして迎えた「読書の秋」。今年は「ひとつのテーマ」だとか「ひとりの作家」という偏りのない秋にしたいので、わりと沢山本を読んでいる「若い子たち」(この場合の「若い子」は、「私よりも」が前に付きます。故に、30代後半であろうが、み~んな「若い子」になります)のご意見を頂戴しました。
まず読み始めたのが、伊坂幸太郎さんの作品。出会いのきっかけを作ってくれたのは「え? あんた、いつの間にそんなトシになっちゃったの?」と、年齢を聞いて驚いてしまった(彼女、30代半ばを超えていました!)、以前一緒にカラオケに行ったマルコちゃんでした。彼女のいちばん好きな作家が、伊坂幸太郎さんです。
伊坂さんは人気作家ですから、かなり「今更」って感じなんですけど、「今更」な感じで読み始めたのが『重力ピエロ』。続けて『ラッシュライフ』も読みました。なるほど。「若い子たち」に人気があるのも何となくわかったような気がしました。
伊坂さんの小説は、とてもおしゃべり。登場人物が交わす会話がかなりオシャレです。ユーモアもインテリジェンスもあって、会話から察するに、皆さんかなりIQが高そう。世の中、こんな人たちばかりだったら、きっと私は会話についていけず、寂しい思いをしたことでしょう。
そして善と悪との境目を感じられなかったのも、伊坂作品だからこそなのでしょうか。暴力も殺人も、サラ~ッと流れていくのが、読んでいるときにはそれほど気にならなかったけど、読後に「これって、恐いことじゃない?」と不安になったりしたのが、これまでに経験したことのない不思議な感覚でした。
この2作品に限ってのことですが、オススメは『ラッシュライフ』の方。いろいろな人の人生の一瞬が、出会ったりすれ違ったりして、興味深く一気に読めました。老犬の正体は神です。
マルコちゃんへ、多謝。
なのでここのところ、よく本を読んでいる人の意見を聞いて、今後の読書の参考にするようになりました。それで気がついたのですが、世間では「若者の活字離れ」とか言ってますけど、私と同年代の人の方が読んでいなかったりするんです。「若者」の方がずっとたくさんの本を読んでる。ま、私の周りだけのリサーチ結果ですけど。
そして迎えた「読書の秋」。今年は「ひとつのテーマ」だとか「ひとりの作家」という偏りのない秋にしたいので、わりと沢山本を読んでいる「若い子たち」(この場合の「若い子」は、「私よりも」が前に付きます。故に、30代後半であろうが、み~んな「若い子」になります)のご意見を頂戴しました。
まず読み始めたのが、伊坂幸太郎さんの作品。出会いのきっかけを作ってくれたのは「え? あんた、いつの間にそんなトシになっちゃったの?」と、年齢を聞いて驚いてしまった(彼女、30代半ばを超えていました!)、以前一緒にカラオケに行ったマルコちゃんでした。彼女のいちばん好きな作家が、伊坂幸太郎さんです。
伊坂さんは人気作家ですから、かなり「今更」って感じなんですけど、「今更」な感じで読み始めたのが『重力ピエロ』。続けて『ラッシュライフ』も読みました。なるほど。「若い子たち」に人気があるのも何となくわかったような気がしました。
伊坂さんの小説は、とてもおしゃべり。登場人物が交わす会話がかなりオシャレです。ユーモアもインテリジェンスもあって、会話から察するに、皆さんかなりIQが高そう。世の中、こんな人たちばかりだったら、きっと私は会話についていけず、寂しい思いをしたことでしょう。
そして善と悪との境目を感じられなかったのも、伊坂作品だからこそなのでしょうか。暴力も殺人も、サラ~ッと流れていくのが、読んでいるときにはそれほど気にならなかったけど、読後に「これって、恐いことじゃない?」と不安になったりしたのが、これまでに経験したことのない不思議な感覚でした。
この2作品に限ってのことですが、オススメは『ラッシュライフ』の方。いろいろな人の人生の一瞬が、出会ったりすれ違ったりして、興味深く一気に読めました。老犬の正体は神です。
マルコちゃんへ、多謝。
私も去年から今年にかけて宮部さんばっかり読んでたもんね。
私の本の情報源はとみさんですよ。
また読みたい本が増えちゃった♪
だってワタシものめり込むタイプだから
一冊面白かったら、飽きるまでその人ばっか読み続けるもん。
前にとみさんに教えてもらった畠中さんもそうだった~。
最近は時間もないし疲れ果てて全然読書ができません
でもコレ読んでみたい!と久々に読書欲が湧いてきました
実は私が最初に伊坂さんに興味を持ったのは、小説そのものではなく、
伊坂さんが「直木賞ノミネートを辞退した」というニュースを目にしたときでした。
こういうところで『この作家、イケるかもしれない!』と思った私って、
どれだけ直木賞と芥川賞を信用してないか、なんですけど
どうぞ「読書の秋」をお楽しみください。
私は、忙しくなればなるほど本を読むよ 猛烈に本が読みたくなるのよ。
心のゆとりが欲しくなるのか、はたまた現実逃避なのか
毎年秋は比較的忙しいのだけど、1年のうちでもっとも読書量が増えるのも秋なんだよね~。
なおどんさんも、どうぞ「読書の秋」を楽しんで!