今回のタイトルで「とみって便秘だったのね」と思われた方。ブッブー。不正解でした、残念。私、ありがたいことに便秘とは無縁の毎日を送っています。なので便秘での「モヤリエンヌ」ではありません。
では何に対しての「モヤ」かと言いますと、読後の消化不良によるモヤリエンヌ。久しぶりの本ネタ、吉田修一さんの『最後の息子』を読みました。
結論から書くと、私は吉田修一作品との相性が良くない、となりました。これまでに本作品を含めて3冊読みましたが、残念ながらどの作品にも読後にスッキリ感が得られませんでした。ホント、相性が悪いのだと思うしかありません。
本作は、表題作の『最後の息子』と『破片』『Water』の3作が収められています。表題作は、新宿2丁目にお店を持つ「閻魔ちゃん」と同棲している「ぼく」の日常を描き、第84回文學界新人賞を受賞しています。読む前に多少の引っかかりがあったとすれば、文学賞をとっているところではありました。
物語の設定に対しての好き・嫌いではないんです。読んでいくうちに「こう書けば若い読者層にウケると思っているんじゃない?」とか「ここは◎◎さん(←他の作家名が入る)ならこう表現するだろう」とか、作者に対して失礼なことばかりが頭に浮かんじゃって、心から物語の世界を楽しめないんです。そしてモヤモヤモヤモヤ…。
「書き手と読み手の相性って、絶対にあるよな~」ってことを確信できただけでもOKとしておきましょう。
またしても外は真っ白な景色になってます。寒いよ~。
では何に対しての「モヤ」かと言いますと、読後の消化不良によるモヤリエンヌ。久しぶりの本ネタ、吉田修一さんの『最後の息子』を読みました。
結論から書くと、私は吉田修一作品との相性が良くない、となりました。これまでに本作品を含めて3冊読みましたが、残念ながらどの作品にも読後にスッキリ感が得られませんでした。ホント、相性が悪いのだと思うしかありません。
本作は、表題作の『最後の息子』と『破片』『Water』の3作が収められています。表題作は、新宿2丁目にお店を持つ「閻魔ちゃん」と同棲している「ぼく」の日常を描き、第84回文學界新人賞を受賞しています。読む前に多少の引っかかりがあったとすれば、文学賞をとっているところではありました。
物語の設定に対しての好き・嫌いではないんです。読んでいくうちに「こう書けば若い読者層にウケると思っているんじゃない?」とか「ここは◎◎さん(←他の作家名が入る)ならこう表現するだろう」とか、作者に対して失礼なことばかりが頭に浮かんじゃって、心から物語の世界を楽しめないんです。そしてモヤモヤモヤモヤ…。
「書き手と読み手の相性って、絶対にあるよな~」ってことを確信できただけでもOKとしておきましょう。
またしても外は真っ白な景色になってます。寒いよ~。