ウブ青年の主張

~純情・素朴な青年の日々の記録~

トロッコファミリー号

2004年09月05日 21時10分54秒 | 旅行
昨日は友人と二人でJR東海の飯田線を走る
トロッコファミリー号
に乗ってきました。

トロッコファミリー号は、JR東海の季節列車で、豊橋(愛知県)~中部天竜(静岡県佐久間町)の間を2時間20分ほどかけて走ります。
車両の構成は、

 ←電気機関車+客車+客車+トロッコ車両+トロッコ車両
(中部天竜側) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(豊橋側)

となっており、後ろ2両は側壁の上半分が無い開放的なつくりになっています。
電気機関車はED18とEF58の2種類あるそうですが、僕が乗ったときはEF58でした。
座席は全席指定で、1枚の座席指定券で客車とトロッコ車両のそれぞれに1席ずつ席を確保することが出来ます。(雨天対策かな?)
列車の分類は快速列車なので、座席指定券510円を買えば青春18切符でも乗車可能です。
(僕も今回の旅行は青春18切符の残りを消化するために計画しました。)

9時47分豊橋を出発。
はじめは客車のほうに全員乗ってなければならないらしく、次の豊川からトロッコ車両に移動しました。
座席は4人掛けクロスシートで僕と友人の正面には老夫婦が座っていました。
その他は団体客のようでビールを飲みながらワイワイやってました。

列車は田園地帯を走りぬけ北を目指します。
沿線には長~いレンズの付いたカメラを持ったおじさんが何人もいて、我らが「トロッコファミリー号」を撮影していたのですが、機関車しか興味が無いようで、最後尾の車両に乗っていた僕が通り過ぎるころにはカメラをしまい始めていました。
せっかく手を振ってあげたのに。

鳥居駅を過ぎたあたりから列車は宇連川沿いを走るようになり、車窓(窓は無いけど)からの眺めがバツグンでした。


ですが正面の老夫婦はおじいさんが寡黙に景色を眺める一方、退屈したおばあさんのほうは居眠りしていました。女性は友達同士で旅をしたほうが楽しいんだろうね。

トンネルをいくつも超えて静岡県内に入ると沿線を流れる川も天竜川水系に変わり、12時過ぎに終点の中部天竜駅に到着しました。
列車から降りると、例の団体客は「○○大学鉄道研究会OB会」と書かれた旗をおもむろに取り出し、線路上に降りて電気機関車の正面で記念撮影をしていました。
鉄道研究会はスゲーなぁと思いつつ、僕も記念(?)に彼らの写真を取っておきました。

中部天竜駅構内には佐久間レールパークという小さな鉄道博物館があって、往年の名車(僕は見たこと無いけどね)やプラレールの大きなジオラマがありました。
他にも0系新幹線の先頭部分も展示してあったので、年甲斐もなく運転席に座ったところを友人に撮影してもらいました。

そのあと僕らは天竜峡行きの普通列車に乗り込み、さらに北上しました。
この区間は駅以外は全部トンネルなんじゃないかと思えるほどトンネルが多く、たまに水窪川や天竜川がちらちら見えました。
皇太子殿下ご成婚の時にブームになった「小和田」駅や、秘境駅として有名な「田本」駅(崖に作られた両側トンネルの駅)などを通って終点天竜峡で下車。

天竜峡駅は天竜川くだりの起点になってましたが、値段が高い(2900円!)ので橋の上から川だけ眺めて、駅前の食堂で親子丼を食べて家路に着きました。

帰りは同じ経路を引き返すだけだったので、ずっとウトウトしてました。
天竜峡から3時間15分かかってようやく豊橋に到着。

新幹線の東京・大阪間2時間40分のすごさを改めて思い知りました。

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