こんにちは。特許事務所開業ゼミの管理人の平野泰弘です。
毎年開催している特許事務所開業ゼミも今年で第8期になります。
毎年ゼミは8月に募集を行い、秋の9月から開講してきました。
今年からは開講を遅くします。
今年、弁理士試験に最終合格した方々がゼミに参加するのが1年後になってしまいますから。
★特許事務所開業ゼミの情報はこちらから入手できます。
↓ ↓
http://archive.mag2.com/0000179782/
(情報が必要な方はメルマガに登録しておいてください)
・・・さて。
今日は投資の効率についてお話したいと思います。
例えば、現在、100万ポイントをあなたは保有していると仮定します。
それを次の様な条件で運用した場合、どのような結果になると思いますか。
(1)定額運用の場合
100万ポイントのうち、定額の10万ポイントを毎回投資します(定額投資)。
毎回の投資の結果を一つのサイコロで代用します。
サイコロで偶数(○とします)が出た場合には10万ポイントが貰えます。
逆にサイコロで奇数(×とします)が出た場合には10万ポイントが没収されます。
仮にサイコロで偶数、奇数が交互に出る、と仮定します。
そうすると、最初は10万ポイント勝って、次は10万ポイント負けて、次は10万ポイント勝って・・・というサイクルが延々と続きます。
最初の100万ポイントは増えも減りもしないことが分かると思います。
(2)定率運用の場合
100万ポイントのうち、前回の投資の結果、残った残額の10%を毎回投資します(定率投資)。
サイコロで偶数(○とします)が出た場合にはサイコロを振る前の手持ちポイントの10%のポイントが貰えます。
逆にサイコロで奇数(×とします)が出た場合にはサイコロを振る前の手持ちポイントの10%のポイントが没収されます。
仮にサイコロで偶数、奇数が交互に出る、と仮定します。
・・・結果はどうなると思いますか。
おそらく予想に反する結果になると思います。
★回数を重ねるごとに、手持ちポイントはだんだん減少していきます。
理由は簡単ですネ。
手持ち額の10%を負けた後で、減少した手持ち額の10%を勝ってもらったとしても元の状態には戻らないからです。
・一回目:負けた 100万ポイント → 90万ポイント
・二回目:勝った 90万ポイント → 99万ポイント
お金を貯めるにはコツコツなのに、
使うとあっという間に減ってしまう感覚とか、
クレジットカードの明細書を見て、そんなに使った記憶がないのにトータルの金額が多く感じる感覚は、私は正しいと思います。
(3)エクセルでの再現
エクセルを開いてください。
A1は空欄にしておきます。
A2から下の縦のカラムに、「1、0、1,0・・・」と入力します。
B1に、「100」と入力します。
B2に、「=if(A2=1,B1+B1*0,1,B1-B1*0.1)」と入力します。
(となりのAカラムの数値が1なら10%加算、0なら10%減算、との意味)
B2から下の縦のカラムに、コントロールキー+DでB2の内容をコピペします。
具体的にどの程度、最初の持ち金が減っていくか理解できると思います。
遊んでみてください。
(4)結果
最初に投資するポイントを増加させると、あっという間に、市場に手持ちポイントを巻き上げられるのを実感できると思います。
また、50%50%の条件の戦いではいずれ手持ちポイントがなくなるのも分かって頂けると思います。
勝率何%なら市場に残ることができるのか、
一回当たりの投資額はどのレベルがよいのか、
の感覚について、ご自身のエクセルのパラメータを動かしてみて、
ぜひ体観してみてください。
毎年開催している特許事務所開業ゼミも今年で第8期になります。
毎年ゼミは8月に募集を行い、秋の9月から開講してきました。
今年からは開講を遅くします。
今年、弁理士試験に最終合格した方々がゼミに参加するのが1年後になってしまいますから。
★特許事務所開業ゼミの情報はこちらから入手できます。
↓ ↓
http://archive.mag2.com/0000179782/
(情報が必要な方はメルマガに登録しておいてください)
・・・さて。
今日は投資の効率についてお話したいと思います。
例えば、現在、100万ポイントをあなたは保有していると仮定します。
それを次の様な条件で運用した場合、どのような結果になると思いますか。
(1)定額運用の場合
100万ポイントのうち、定額の10万ポイントを毎回投資します(定額投資)。
毎回の投資の結果を一つのサイコロで代用します。
サイコロで偶数(○とします)が出た場合には10万ポイントが貰えます。
逆にサイコロで奇数(×とします)が出た場合には10万ポイントが没収されます。
仮にサイコロで偶数、奇数が交互に出る、と仮定します。
そうすると、最初は10万ポイント勝って、次は10万ポイント負けて、次は10万ポイント勝って・・・というサイクルが延々と続きます。
最初の100万ポイントは増えも減りもしないことが分かると思います。
(2)定率運用の場合
100万ポイントのうち、前回の投資の結果、残った残額の10%を毎回投資します(定率投資)。
サイコロで偶数(○とします)が出た場合にはサイコロを振る前の手持ちポイントの10%のポイントが貰えます。
逆にサイコロで奇数(×とします)が出た場合にはサイコロを振る前の手持ちポイントの10%のポイントが没収されます。
仮にサイコロで偶数、奇数が交互に出る、と仮定します。
・・・結果はどうなると思いますか。
おそらく予想に反する結果になると思います。
★回数を重ねるごとに、手持ちポイントはだんだん減少していきます。
理由は簡単ですネ。
手持ち額の10%を負けた後で、減少した手持ち額の10%を勝ってもらったとしても元の状態には戻らないからです。
・一回目:負けた 100万ポイント → 90万ポイント
・二回目:勝った 90万ポイント → 99万ポイント
お金を貯めるにはコツコツなのに、
使うとあっという間に減ってしまう感覚とか、
クレジットカードの明細書を見て、そんなに使った記憶がないのにトータルの金額が多く感じる感覚は、私は正しいと思います。
(3)エクセルでの再現
エクセルを開いてください。
A1は空欄にしておきます。
A2から下の縦のカラムに、「1、0、1,0・・・」と入力します。
B1に、「100」と入力します。
B2に、「=if(A2=1,B1+B1*0,1,B1-B1*0.1)」と入力します。
(となりのAカラムの数値が1なら10%加算、0なら10%減算、との意味)
B2から下の縦のカラムに、コントロールキー+DでB2の内容をコピペします。
具体的にどの程度、最初の持ち金が減っていくか理解できると思います。
遊んでみてください。
(4)結果
最初に投資するポイントを増加させると、あっという間に、市場に手持ちポイントを巻き上げられるのを実感できると思います。
また、50%50%の条件の戦いではいずれ手持ちポイントがなくなるのも分かって頂けると思います。
勝率何%なら市場に残ることができるのか、
一回当たりの投資額はどのレベルがよいのか、
の感覚について、ご自身のエクセルのパラメータを動かしてみて、
ぜひ体観してみてください。