東京と大阪-憧れの大都会

日本を代表する二大都市の凄さや共通点に注目!

デパートの屋上

2006-07-18 22:42:16 | 東京・大阪だけ
東京と大阪では、デパートの屋上も先進的なようで。田舎は街中をコンクリートで固めることに必死になり、大都会は街中に少しでも緑を増やそうと必死になるというのは、有名な話。
デパートの屋上に古びた遊園地っていうのは、そのうち田舎(地方都市)の風景になっていくんだろうね。

Sankei Web:変わる「デパオク」 百貨店の屋上「都会のオアシス」に
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 「デパオク」と呼ばれる百貨店の屋上が最近、変貌(へんぼう)を遂げている。小さな子供向けの遊戯施設が消えて、代わりに天然芝を敷いた回遊式庭園や、愛犬の遊び場など買い物の合間にひと息つける「都会のオアシス」のイメージなのだ。デパオクを有効に活用することで顧客の店内滞在時間を延ばし、売り上げアップにつなげたいとの思惑が見える。
 伊勢丹は6月、東京・新宿本店の本館に、屋上庭園「アイ・ガーデン」をオープンした。そのねらいを武藤信一社長は、「屋上をショッピングの合間の憩いの場所にしたかった」と語る。
 約2億5000万円もかけて屋上約2000平方メートルを緑化し、天然芝を敷いたり季節の草花を植え、回遊庭園に変えた。家族連れを意識し、子供向けに庭園の草花を解説してくれる会員制の携帯端末貸し出しサービスも展開。ファッションショーなども行う。
 大阪・梅田の阪神百貨店も4月、9階屋上を改装した。ゴルフ教室や喫茶店があったスペースに、シダレザクラやハーブを植えるなどして庭園に衣替えした。
 飼い犬を屋上で遊ばせる「ドッグパーク」も増えている。高島屋は昨年4月、東京・日本橋の東京店に会員制ドッグパークを設置。近鉄百貨店も6月、大阪・上本町の上本町店に、愛犬の散歩や一時預かりなどを手がける場所を設けた。飼い犬を放して十分運動させる場所がないと嘆く都心在住の買い物客の要望に応える狙いという。
 屋上は本来商業スペースでなく、庭園やドッグパークなどに改装投資を行っても、売り上げの増加に直接結びつくわけではない。だが、買い物の合間にひと休みできる場を作ることで、「顧客が店内にいる時間が長くなり、他の売り場で買い物をしてもらう機会が増える」(大手百貨店)との期待をにじませる。
 実際に、高島屋東京店ではドッグパークを設置したことで、顧客の店内滞在時間が長くなるといった効果が調査データでも確認できたという。
 さらに、かつてに比べれば百貨店の近隣に大型遊戯施設が増え、「百貨店に遊戯施設などのアミューズメント性を求める意味合いが薄れてきた」(大手百貨店)との事情も、屋上利用の見直しに拍車をかけている。
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