男になれ！平山！！

今年2回目の東京ダービー。
一身上の都合で、現地参戦出来ませんでした。
まぁ、たまにはテレビ観戦もいいですね。
普段は見られない、ゴール裏に掲げられた横断幕に、
なんて書いてあるのか、テレビだとすぐわかった。

「平山男になれ」

「平山男」？電車男みたいなもん！？
とか言ってる場合ではないんである。
代表選手不在でようやくめぐってきたスタメンの座。
このチャンスをモノに出来るかで、
今のまま、くすぶってるのか？本当に「男」になれるのか？
それが決まると言っても過言ではない。そんな東京ダービーでありました。

久々テレビ観戦で良かったことがもうひとつ。
試合後、センターサークル付近で、両チームの選手が握手してるとき、
土肥ちゃんが祐介と握手しながら、軽く蹴ったのですね、祐介を。
「こんにゃろっ（笑）」と言う感じ。
「成長しやがって」「今度は止めるからな」
そんな土肥の想いが聞こえてきそうで、なんだか嬉しかった。
祐介は男になった。土肥の股を抜く見事なゴールでした。

ブルーノ・クアドロスも男になった。
目が覚めるような強烈ミドルがネットに突き刺さったよね。
試合に出られないことを不満に感じながらも、
決してそれを言葉には出さなかったブルーノ。
そのモヤモヤと湿度の高い空気を切り裂くような最高の先制点。

椋原も男になったよね。
同期大竹の活躍は、思うところがあったはずで、
そういうモヤモヤを、「フッキ封じ」で発揮、
初々しさと野太さを同時に見せてくれたし、
期待されてなかった攻撃面でも、いいクロスをあげてみたりで、
及第点だったよね、椋原も男になった。

じゃあ平山は？
惜しかったけどね、あのヘッドは。

誰も、期待してなきゃ断幕なんて出さないぞ。
早く男になってくれ、チャンスはそうそう続かない。

トキオ